シュトレンの予約締切りました

昨日12/15をもって、シュトレンのご予約の受け付けを締め切りました。

これで、ご注文総数が確定したわけですが、これまでの製造分で若干不足が出ていますので、明後日追加製造をします。

で、ご注文数にピッタリ合わせることはどの道出来ませんので、1ロット(20個)または2ロット(40個)になると思います。
多少の余剰が出ますので、これは自由販売として先着順にお求めいただけます。
ただし、売り切れ終了となりますので、予めご承知ください。

例年この時期、最後になって思い出したように、年に一回シュトレンだけのお客さまから突然ご連絡をいただくことがあります。
これはこれで、大変うれしい瞬間です。
価値を認めていただいているということですから。

そうした方のご期待も裏切らないよう、少しの売れ残りは含んで多めにつくります。
でも、沢山はございません。

皆さまからのお問い合わせ、お待ちしております。

あと二週間余りの営業で、今年もお終いです

ここ一週間くらいが多忙のピークです。
それを過ぎれば、少しずつペースを落として、年内の営業を終えられる予定です。
おかげさまで、何とか無事に年を越せそうです。

コロナ禍、ウクライナ戦争と、経営環境は厳しい状況が今も続いています。
しかし、この信じられないような疫病と戦争の時代を潜っている最中の世界で、私たちは一人の例外も無くその影響を受けています。
一日一日を、まさに薄氷を踏むような緊張感で進んでいると自覚している私です。

出来ることは、地味でも確実な感染対策を続けること、ささやかでもウクライナを支援し続けること、そして日々の仕事に精魂を傾けることだと思っています。

明日も、パンを焼きます。
ウクライナのひばりのパンも、休んだことはありません。
ますますかわいらしく作れるようになりました。

明日は雪模様の一日のようですが、皆さまのご来店、お待ちしております。

明日は、大量のコーヒー焙煎

年末特需です。
久しぶりに、まとまった量のコーヒー豆の焙煎をやります。

と言っても、ずっと以前は、一日で10kg以上焙煎することも珍しくありませんでしたが、最近は仕事を絞り込んで来ましたので、せいぜい5kg以内に止まっています。

明日は、久々に7kg超の量です。
尤も、以前と違って一釜2kgまで可能な焙煎機を使うようになっていますから、仕事はずっと楽になっています。

ただ、悪豆拾い(手選別工程)だけは、時間短縮が出来ません。
明日は、いつもよりずっと早い時間から始めないと時間内に終わらないかも知れません。

でも何と言っても、多くの方のご注文は仕事への意欲を掻き立てます。
だから、がんばります。

そして明日は、またまとまった雪が降るようです。
降ってください!降ってください!雪、歓迎です!
麦畑を覆ってください!

明日と明後日は定休日、多忙の最中の小休止です

ここ数日、毎日10~15個の荷物を発送しています。
一年のうちで最も多忙な時期です。

しかし、明日と明後日は定休日、その中の明日一日は一応休日となっています。
とりあえず、予定は入れていませんので、ホッと一息つけるかな・・・と思っています。

一方、この12月が無かったら、食工房の経営は回りません。
今日も、駆け込みでシュトレンを3個お求めになる方がいらっしゃいました。
皆さまのおかげで、忙しくさせてもらっている・・・と、感謝、感謝です。

さて、明日からしばらく寒い日が続くとの予想です。
雪も降るようです。
冬至も近いし、もう後戻りすることなく冬に向かうでしょう。
しっかり根雪になって欲しい頃です。

年末のお知らせも出さなくてはなりません。
あ、結局忙しいか!?
ではでは。

シュトレンのご予約、締め切り間近です

すでに沢山のご予約をいただき、次々出荷しているところです。

多くの方に、ご好評いただいています。

あと4日、12/15で予約の受け付けは終了となります。

それ以後は、見込みで製造した余剰分が残っていればご購入いただけますが、それも完売すれば、もうあとはありません。

まだ迷っておられる方は、とりあえずでもお問い合わせください。

東ティモール レテフォホ ニュークロップ入荷

東ティモール レテフォホから、コーヒーの新豆が入荷しました。
ここのコーヒー豆の事業を支援しているのが、ピースウィンズジャパンという団体で、以前別ルートでこの豆を入手することが出来、とても気に入っていました。
今回、直接取引が実現し、30kg×4袋 120kgを買い付けました。

一昨日それが入荷し、とりあえず1袋のみ手元に置いて、残り3袋を雪室に入庫しました。
当分の間切らさずに済むと思います。

コーヒーの木の品種は、食工房ではおなじみのティピカ。
動画を見ても分かりますが、精製はパルプドナチュラルという手法を取っているようで、乾燥はエチオピアでよく見られるような地面から離した棚の上に広げて天日乾燥、これにより微妙に発酵プロセスが加わって甘い香りが付くようです。

甘い香りを含み胸の奥まで吸い込みたくなるロースト香、雑味が無く澄んだ味わい、さわやかな酸味とほど良い苦みがバランスして、うまいコーヒーを飲める幸せを思い切り堪能出来ます。

660円/100g にて、早速、明日から店頭販売開始です。

オンラインストアにも近々登場しますので、どうぞお楽しみに。

これで、ブラジル、ハイチと合わせて3銘柄になりました。

食工房テイストのコーヒーを、どうぞよろしくお願いいたします。

停電余話

昨日の停電の話題です。

停電になると、先ず気にするのがわが家だけではないか?ということです。
実は以前そういうことがありました。
そこで、近所の人に電話して確かめて見ました。

こんな時、家の電話機も最近は電源が必要なものばかりで、役に立ちません。
このあたり、ちょっと考えさせられます。
しかし携帯電話は、さすがに大丈夫でした。
回線や基地局は非常電源が作動しますから、災害時には強い味方です。

で、近所の方の携帯に繋がって話を聞くと、あたり一帯で停電のようでした。
ま、それはもう仕方が無いとあきらめて、いろいろ話すうちに、その方は家の暖房機が使えないので、今車の中にいるというのです。
なるほど、エンジンさえかければ、燃料があるうちはとりあえず暖かくしていられるわけですね。

こんな時、EVだとどうなんでしょうか?
電池切れになっても、充電は出来ない状態ですから。
これも考えさせられますね。

幸い我が家は、災害時を想定して電源のいらない石油ストーブを1台だけ用意していましたから、一部屋だけは暖かくして過ごすことが出来ました。

寒い冬の朝、どのお家もお出かけの支度の最中の停電で、いろいろ慌てたのではないかと想像します。
僅か一時間余りの停電でもこんなに大変なのに、今のウクライナの状況は想像を絶します。

さて、明日はまた早朝からパン焼きの作業です。
今夜から明日の朝にかけて、また降雪の予報が出ています。

まさか停電は無いですよね。
ま、大丈夫だと思いますが。

皆さまのご来店、お待ちしております。

停電、そして際どい復旧

今朝、午前3時に起きて作業開始、その後7時前までかかって12種類の生地を捏ね上げて間もなく、停電に見舞われました。

昨夜から降り始めた雪が20㎝前後の積雪となっており、除雪車も出動していました。
どこかで雪による倒木や大枝の落下などがあったのかも知れません。

実は、大雪の日には停電することがよくあるのです。
今朝は大雪と言うほどではありませんでしたが、それでも「うわっ、やっぱり来たか!」という感じでした。

さあ、いつ復旧するのか・・・?と作業を続けながら待っていました。
すると5分ほどで復旧しましたが数秒後にまた停電、それからまた5分か10分して復旧しまた数秒後に停電、その後また一瞬通電したと思ったら瞬時に停電と繰り返し、結局1時間ほど過ぎて次にパン生地をこなす工程の直前になってやっと復旧しました。

今度こそ停電するなよと、祈る気持ちで作業にかかりました。
その後再び停電することはなく、少し時間に遅れが生じましたが、概ねいつも通りにパンを焼き上げることが出来ました。

しかしそれにしても、捏ね上げた直後に停電、寝かせた後に成形工程にかかる直前に復旧とは、何という際どいタイミングだったことかと、思わず笑ってしまいました。
停電の最中は、これで今日の出荷は全て取り止め、この大穴をどうやって埋めようかと、あれこれ思案していたのですから。

否、いつも思いますが、電気はありがたいですよ!
電気がない生活なんて、もはやあり得ません。

まさか停電のおかげということはありませんが、今日のパンの出来は上の上でした。
いやはや、何が良かったんだか・・・。

初雪でした

麦ラボ

定点観測2022.12.06


麦ラボ

電気柵設備を除雪車に壊されないよう、目印を立てておきます。
ここには、地中線が埋設されています。


麦ラボ

定点観測2022.12.07

昨日から降り出した雨が深夜に雪に変わり、今朝は一面の銀世界になっていました。

その後日中はまた雨になりましたが、積もった雪が消えるまでにはなりませんでした。
そのまま明日にかけてみぞれまたは雪で経過するようですから、明日の朝はさらに白くなっていることでしょう。

昨日は緑色がきれいな麦畑でしたが、今日はモノトーンの暗い空の下、白い雪に埋もれていました。

さて、明日はまたパン焼きです。

おかげさまで、収穫の恵みパンセットが完売となりました。
多くの皆さまにご利用いただきました。
この場を借りて、御礼申し上げます。

明日は、多分雪空の下、雪の日ポイント2倍が適用になると思います。

皆さまのご来店をお待ちしております。

ウクライナ戦争から見える、ロシアという国家の正体

ロシアによるウクライナへの武力侵攻で始まったウクライナ戦争は、すでに9ヶ月の長きにわたっており、その間に私たちはロシアという国家の正体を見ることになったと思っています。

単刀直入に言えば、ロシアは領土的野心を全く捨てていない、否、捨てていないどころではなく、領土的野心は国家存続の根幹だと位置付けています。
つまり、国家の発展は、他国と戦争をして勝利し領土を広げることによってのみ達成される、このことを国是としているのですね。

その心は、ロシアは常に外敵に国家の存立を脅かされており、それらと常に戦い続けなければ存続が危ういという考えです。
これは、ロシア政府のプロパガンダでもありますが、広くロシアの国民の中に浸透している価値観でもあります。

以前ご紹介した「ロシア人にインタビューしてみた 1420」というチャンネルで、「戦争をどう止められますか?」との質問に、少なからぬ人が「ロシアが勝てば・・・」と答えています。


「戦争をどう止められますか?」

「ロシアが負けると、どうなりますか? ロシア人にきいてみた。」


だから、勝つためには手段を選びません。
負けたら、何もかもが終わりですから。(・・・と思い込んでいる。)

一方、ロシアは帝政時代からソ連時代を経て現在に至るまで、ずっと専制国家であり続けています。
ロシアの国民は、民主的な社会を経験したことがないのです。

このことの影響は実に大きく、ロシアの国民の中に流れる空気は、主体性、自発性、意欲に乏しく、諦観的でさえあります。
一方で、モラルの崩壊が深刻であり、汚職や不正に対して不感症とも思える態度があります。

そんなロシアの社会の中で、市民が立ち上がって戦争を止めることは、ほとんどあり得ないくらい難しいことです。

仮に停戦が実現したとしても、そんなものは恒久平和への何の保証にもなりません。
前述の、ロシアの最もロシア的価値観の核心が変わらない限り、この国は何度でも約束を反故にして侵略を再開するに決まっているからです。

もしも今後、ウクライナがロシアに下るようなことがあれば、今度は世界に害を及ぼすようになるはずです。
日本も国境を接している国として、覚悟はしておいた方が良いと思います。
彼の国にとって、外交とは戦争に勝つこと、これ以外ないからです。