ヘルソン奪還に涙

ウクライナ現地時間、11月11日午後、長らくロシア軍の占領下にあった南部の要衝ヘルソンが、ウクライナ軍によってついに奪還されました。

先行してヘルソン市街に入ったウクライナ軍特殊部隊の兵士たちが、出迎えた市民に歓迎される映像がメディアでも流れましたから、多くの方がご覧になったことと思います。
その様子に胸が熱くなったのは、私だけではなかったでしょう。

何よりあの歓迎の様子を見れば、ロシアが9月に行ったロシア併合への住民投票の結果がいかに偽りであったかは、火を見るよりも明らかです。

そしてあの映像を見て驚いたのは、解放直後だというのに、ウクライナ国旗を持った人々が沢山いたことです。

ロシア軍の占領下では、ウクライナ国旗の掲揚はおろか所持しているだけでも身柄を拘束され厳しい尋問に晒され、下手をすれば拷問、処刑に至ることさえあったと思われます。
一体どこにウクライナ国旗が隠されていたのでしょう・・・。

しかし別な映像では、一人のおばあちゃんがしきりに歩道の敷石を一枚剥がしており、次にその下の地面を掘り返し、一つの小さい包みを取り出します。
厳重に包装された包みを開けると、そこにはウクライナ国旗が・・・。
満面の笑顔でそれを広げ、道端のわが家と思しき家の塀にかけるのですね。


軍事情報チャンネル 11/14付動画解説

ウクライナ国旗を地中に埋め、解放を待ち望んだヘルソン市民
9’15″から最後まで


これを見て、思わず涙する私でした。

ウクライナに栄光を!
そして一日も早く、平和な時が訪れますように!

三々五々、ご来店御礼

本日は、穏やかな小春日和となり、お昼前頃から三々五々、ご来店のお客さまがお見えになりました。

お近くから、また遠方から、本日のご来店に対し、この場を借りまして、改めて厚く御礼申し上げます。

ところで今日は、栗パイが思いの外売れて、残りがわずかになってしまいましたので、明日もう一度焼くことにしたようです。

実は、明日からシュトレンの製造が始まるのですが、その忙しさの合間に栗パイを焼くようです。

今日は、夕食の後にパイ生地の仕込みをしていました。
ものすごい気合が入ってますね。

皆さまどうぞお楽しみに。
この季節にしか食べられない限定メニューです。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

今週も栗パイあります

明日はパン焼きの土曜日です。

併せて、栗パイも焼けるようです。
今日のうちに下の娘がパイ生地を仕込んでいました。

栗あんは、一度に沢山作って冷凍してあります。
それを使う分ずつ解凍して、分割し丸めています。

私も何度か食べさせてもらいましたが、栗あんのパイは何か特別なおいしさですね。

明日は、お昼過ぎには焼けていることと思います。
どうぞお楽しみに。

その他、定番のパンもすべて用意して、皆さまのご来店をお待ちしております。

本当は、店頭コーヒーサービスなども以前の様にやりたいのですが、今またコロナ禍第8波の兆しが・・・と騒がれていますから、ちょっと二の足を踏んでしまいます。
ま、状況次第で、何かサプライズできるかも知れません。

明日はもう一日良い天気が続くようです。
紅葉も、そろそろ最後のチャンスかと思われます。

シカの鳴き声

少し前からですが、たびたびシカの鳴き声を聴いています。
私は姿こそ見たことはありませんが、鳴き声は何度か聴いていますし、実際に姿を見たという人が複数います。
つまり、シカ(ニホンジカ)もこのあたりに分布を広げつつあるということは、もはや疑いようがありません。

サル、クマ、イノシシと、次々課題をあてがわれて来ましたが、この次はシカということになりそうです。
ひょっとすると一番手強いかも知れません。

電気柵も、今の設備では高さが足りず、飛び越えられてしまうので、ほとんど役に立ちません。
資材の大半を新たに揃え直さなくてはなりません。

いやー、かんべんして欲しいですね・・・。
しかし、そうは行かないでしょうね。

獣害というものに対して、もっと多くの人々の認識が深まらないことには、対策も先に進むことが出来ません。
結局は、個体数の抑制以外、決定的な対策にはなり得ませんから。

そのためには、現状に合わない法律を変える必要がありますが、社会的な理解も合意もまだまだ絶望的です。

本当はこんなことを期待してはいけないのですが、この先、都会の市街地で獣による人命への危害が頻発して大きな社会問題にでもなれば、ひょっとすると誤った動物愛護の考えが改まることになるかも知れません。

それでも、正常な野生動物たちとの緊張関係が元に戻るまで、いったいどれほどの時間を要するのか、ただただため息のみ深くなる私です。

とは言え、自分の命と暮らしを守ることだけは、投げ出すことはありません。
そのために今出来ることが全くないわけではないことも理解しています。
ですから、ため息をつきつつも、目は光っています。

紙版・飯豊の空の下から・・・  pdf公開

麦ラボ

定点観測 2022.11.09
まわりの木々がすっすり紅葉しました。


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦

紙版・飯豊の空の下から・・・ №72 の編集が終わり、pdfファイルを公開しました。
多くの方にご覧いただければ幸いです。
記事の末尾に設置してありますリンクバナーをクリックしてください。
別タブでpdfファイルが開きます。

コーヒー豆入荷

コーヒー焙煎は、食工房のもう一つの顔ですが、最近は価格の上昇とお目当ての銘柄の入手困難などで、とうとう在庫切れになってしまいました。
何とか手を尽くして、食工房テイストに見合う銘柄を見つけ、発注したのが先週でした。

そして今日、2つの銘柄が入荷しました。
一つは、定番のブラジル・バージングランデ農園産樹上完熟スーパーボイア、そしてもう一つは久々にハイチ産のマールブランシュです。

どちらも私のお気に入りで、食工房テイストに適う風味を備えています。
単品でもブレンドでも満足の行く持ち味を発揮します。

この一週間余り、自家用のコーヒーにも不自由していましたので、今日早速ハイチ産マールブランシュを焙煎しました。

そこへちょうどいらしたお客さまがコーヒー豆をご所望でしたので、その場でご購入いただきました。
明日の朝は、私も久しぶりにうまいコーヒーを飲めると喜んでいます。

この後、東ティモール産の豆も入荷する予定です。
これからもしっかりアンテナを張って、秀逸な豆を見つけられるよう努力して行きます。

何と言っても、まず私自身が、うまいコーヒーを飲みたい一心で始めたコーヒー焙煎ですから、止める理由はありません。

皆さまにもお付き合いいただければ、ありがたく幸いです。

副反応で休養

当然出ると思っていました。
今までもそうでしたから。

腕の痛みと倦怠感、集中力が続かないので、仕事は休みです。
尤も、明日にはずっと良くなっているはずですが。

副反応はあくまで副反応ですから、感染症そのものに罹患するわけではありませんから、必ず回復するのですね。

十分に睡眠をとって、時を待ちましょう。

ではでは。

コロナ禍の今後

今日は午後、連れ合いと二人でワクチン接種に出かけて来ました。
すでに4回接種を終えている私たちですが、今回はオミクロン株対応ワクチンの前倒し接種でした。

一方、ワクチン接種は、回を重ねるごとに接種率が下がって来ているようですね。
喜多方市の集団接種も、今回は土曜日は午後だけ、日曜日は午前だけと時間短縮になっており、受ける人が少なくなっているのかな・・・と思ったりしましたが、今日の会場はそれなりの混雑で、予約した予定時間より少し遅れるくらいでした。

それはさておき、このところ感染者数は再び増加傾向みたいですね。
ま、これだけ人が動くようになって来たのですから、さもありなんとは思います。

政府の対応も、今後も行動制限は求めないとしていますから、今後は我々一人一人の行動に任されていると言ってもいいのじゃないでしょうか。

私は以前から申し上げていますが、感染対策は個々人の基本的な対策(マスク、手指衛生、うがいなど)が根底に無いと、その他の公的な対策も効果は半減してしまいます。

お国も、我々に引導を渡したとでもいうべき状況かも知れません。

他方、中国は知ってのとおりゼロコロナ政策を敷いていて、そんなのがいいかどうかは分かりませんが、下手をすると亡国の遠因になるかも知れないと、私は思います。

それにしても、もはや3年目も後半となった今、相変わらず商売はきついなーというのが実感です。

ま、しかし、そうばかりも言っていられませんから、ここは原点に立ち返って、店としての基本的な感染対策を励行して、どんな時でも安心してご来店いただけるようにすることですね。

いつもその備えをして、皆さまのご来店をお待ちしております。

ちなみに、明日も栗パイ用意しております。

シュトレンのご予約お待ちしています

この季節になると、当ブログの中の「シュトレンを子どもに食べさせても大丈夫か、との疑問」という記事へのアクセスが急増します。
相変わらず、シュトレンは子どもの食べるものではないという記事もあり、そうじゃないんだけどなぁ・・・と歯がゆい思いをしている私です。

私の記事を読んでいただければお分かりになると思いますが、シュトレンは大人だけの食べ物なんかではなく、小さいお子さまも含めてご家族皆で楽しめるお菓子です。<参照1> <参照2>
そしてこれは、新鮮な野菜や果物が少ないヨーロッパの冬の季節に、ドライフルーツやナッツなどから栄養を補給出来る滋養食としての意味も大きいのです。
シュトレンは、専らクリスマスのお菓子だという思われていますが、昔は冬の間中ずっと食べられたという話も残っています。

食工房は、そうしたシュトレンの本来のプロフィールを損なわないよう気遣いながらレシピを練りました。
2005年の年末から始まった食工房のシュトレンづくりは、今年で17回目にもなります。
基本レシピは以来ずっと変わっていません。

今も多くの皆さまから、変わらぬご支持をいただいていますが、それでも毎年、何か一つでも新たなパフォーマンスを加えることを自らに課しています。
昨年からは、生地にスペルト小麦を配合したことで、いっそう味わい豊かになりました。

今年も、どうぞ食工房のシュトレンをご賞味ください。

皆さまのご注文ご予約、お待ちしています。

明日はスコーン焼きを

本日はパン焼き、明日はスコーンとマフィンを焼きます。
明日は、スコーンの焼き立てを簡易包装でお求めいただけます。
お買い得です。

ご注目いただきたいのは、食工房の麦畑で収穫した南部小麦の粉を使用して焼いたプレミアムスコーンです。
限定数ですが、通常品と同価格で販売しています。

大きな違いはありませんが、それでも微妙に甘みが濃厚ですし、食感はサクサク感があります。
ぜひ味わっていただきたいです。

もちろん、本日焼きのパンもあります。
一日経過程度では、焼き立てに近い食感を維持しています。

明日も、皆さまのご来店をおまちしております。
ワインケーキの試食もございます。