小春日和

麦ラボ

定点観測20221026
第2圃場のライ麦がはっきり筋になっているのが分かります。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
昨日麦踏をして、1日が経過したところ


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦
麦踏み後1日経過


麦ラボ

中島第4圃場 南部小麦
麦踏み後4日経過



麦ラボ

中島第5圃場 ライ麦
昨日(10/25)麦踏みしました。


麦ラボ

中島第6圃場(手前)、第7圃場(後方)
いずれもスペルト小麦


麦ラボ

中島第8圃場 スペルト小麦


★画像の中で、中島第4圃場以外はすべて8月の豪雨災害で泥水に浸かっています。

何度もこのタイトルを使っていますが、今日もまさに小春日和と呼ぶにふさわしい穏やかな晴天に恵まれました。

正直、屋内で仕事なんかしたくないと思いました。
麦踏みしてお茶飲んで、また麦踏みしてお茶飲んで、そうやって一日が過ぎれば最高だなと。

でも、そうも行かなかったのではありますが。
麦畑の写真だけは撮って来ました。

朝も、日中も、そして夕方も、今日はしみじみここの暮らしがありがたいと思う一日でした。

明日は、また定休日明けの木曜日、パン焼きです。
収穫の恵みパンセットのご注文をいただくようになって、仕込み量が多くなっています。

気合いを入れて手際よく進めないと、パン生地の発酵に追い付かれてしまいます。
がんばらなくては・・・。

皆さまのご来店も、お待ちしておりますよ!

重機農法!?

食工房

重機の登場です。


食工房

これで全部です。
順調に行ったのの4分の1くらいかも知れません。

今日は予定通りさつまいも掘りでした。

何しろ圃場には、厚さにして20~30cmもの重たい粘土質の土砂が堆積しており、これを取り除いた下にいもが埋まっているわけですから、人力では捗りません。

そこで、重機の登場となりました。
ご近所さんのバックホウを借りました。
少々荒っぽい作業になりますが、止むを得ません。

それにしても、農業の機械化はどこでも見られますが、重機まで導入すると「重機農法」だと冷やかされるのですね。(有機農法にひっかけている)
まあいいじゃないですか。
私、機械が大好きなんで。

で、大げさな仕掛けだったわりには、収穫は大したことはありませんでした。
尤も、一度濁流に呑まれて蔓が枯れているのですから、そこから再生してこれだけでもとれたのは幸いと言うか大したものだと思います。
柚子きんとん丸も、限定数ながら製造出来ると思います。

今日は、芋掘りの他圃場の片づけや麦踏みなど、娘たちも活躍してくれました。
借りた重機を洗浄して給油してお返しする頃には、もう夕闇も迫る時間になっていました。

冬に向けて

秋も深まって来ました。
紅葉も始まっています。

この季節、しなければならないことは沢山あります。
降雪に備えて雪囲いの設置、畑では秋野菜の収穫、冬の間雪の下になっては困るものを片付けたり対策をしたり、わが家では麦踏みも今頃の恒例行事です。

明日と明後日は、食工房の定休日です。

明日はお天気も良いようなので、麦踏み、さつまいも掘りなど、夕方暗くなるまでやる事がいっぱいです。
でも、気持ちの良い秋の一日を外で過ごすことが出来るので、何の憂いもありません。

あと、通信の編集もやろうと思っています。
秋の夜長は、デスクワークには持って来いですから。
好きな音楽をBGMに、温かいお茶をすすりながら。
昼畑夜机、そんな熟語は聞いたことがありませんが、今の私です。

ワインケーキ

食工房

新鶴ワイナリー


食工房

新鶴ワイナリー館内


食工房

新鶴ワイナリー館内


食工房

直径18cm ワインの赤い色を感じる仕上がりになっています。

今年の冬の頃、娘たちがワインケーキの試作を重ねていたことを記事にしていますが、その後も折々に試作を繰り返し、レシピは完成していました。<参照>

ただし、ワインに関しては候補がいくつかあり、絞り切れていませんでした。

そうしたところ、会津にあるワイナリーで福島県内のワイナリを一堂に集めたワインフェスが開催されるとの情報を掴み、開催日の今日、会場まで出かけて来ました。

そこは新鶴ワイナリーがある場所で、主催も新鶴ワイナリーでした。
ここの従業員のお一人が、実は食工房の以前からのお客さまで、ワインケーキのこともありましたので、いつかワイナリーにお邪魔すると約束していたのでした。

そのような経緯もあり、今日はちょうど良い機会でした。
会場は大変なにぎわいで、イベントは大成功のようでしたが、コロナのことがちょっと心配でしたから、お目当てのワインを数本買ってすぐに出て来ました。
あとは、新鶴ワイナリーの本館に行き、ご挨拶だけしてお暇して来ました。

そして帰宅後、早速ワインのテイスティングをしてみました。
どれもはっきり分かるくらい個性の違いがありましたが、食工房のワインケーキが必要とするパフォーマンスを備えたワインは、私と娘二人の意見が一致して、新鶴ワイナリーの一本に決まりました。

これから、パッケージデザインや価格などを決めて、発売にこぎつけたいと思っています。
どうぞお楽しみに。

食欲の秋

良い季節になりました。
食べるものがおいしい、食欲の秋の到来です。

おいしくものを食べられるのは、本当に幸せな事です。
そしてそれは、健康の証でもありますね。
これ以上のことは無いと言っても良いくらい・・・。

おかげさまで私、毎日毎食、何でもおいしくいただいています。
朝のコーヒーとパン、一日の幸せの始まりです。

昼も実はパン食です。
チーズトーストだったり、黒パンスライスだったり。

そして夜もまた、パン食です。
否、時々はお米のご飯の時もありますけど。
極々日本的なお惣菜、焼き魚、きんぴらごぼう、切り干し大根の炒め煮、豆腐の味噌汁なんかで、黒パンをかじります。

一方、排泄も滞ったことはありません。
そもそも体に不快感というものが、ほとんどありません。
薬が手離せないなんてこともありませんし。
ま、年齢相応に体力は低下していますが。

そんなこんなの毎日毎日、ひょっとして黒パンって本当に体にいいのかも知れない!なんて思っています。

イノシシ現る

今年は、電気柵を設置してからというもの、ずっとイノシシの出没はありませんでした。

そして先日稲刈りも終わった後、食工房の麦畑を除いて大半を撤去しました。

その後一週間ほど経った昨日の夜、イノシシが侵入して来ました。
監視カメラにもその姿が捉えられており、電気柵に囲まれていない場所は、所かまわず掘り返されていました。
もし、電気柵が回っていなかったら、麦畑は散々な事になっていたでしょう。

しかし降雪期になれば、その電気柵も撤去せざるを得なくなります。
イノシシは、クマと違って冬眠しませんから、雪の中でも出て来て地面に届くまで雪を掘り返して、その下の地面を荒らします。
やはり、イノシシを排除しない限り、安心して作物を植えることは不可能です。

近視眼的な野生動物保護法が改まるまで、粘り強く私たちの現状を訴え続けるしかないと思っています。

それにしても、せっかくイノシシが来ているのだったら、捕まえて肉にして喰いたいものです。
何と言ったって、イノシシはおいしいですからね。

麦踏み始まる

麦ラボ

定点観測221019 中島第2圃場のライ麦が育って来ました。


麦ラボ

中島第2圃場のライ麦 近影


麦ラボ

高野第2圃場 デュラムⅡ
麦踏みを終えました。


麦ラボ

踏まれて地面に横たわった麦
ここから、たくましく起き上がって旧に倍する勢いで成長します。


食工房

プレミアムスコーンのバター切りの準備です。
これで1ロット、5個入り×16袋分の材料です。


食工房

食工房畑で収穫した南部小麦の粉です。
おいしそうなクリーム色をしています。

麦が育って来ました。
一番先に播いたデュラム小麦は、麦踏みをする状態になりましたので、今日の午後、上の娘と二人で踏みに行きました。
狭い圃場なのですぐに終わりましたが、これから次々と麦踏みが続きます。

さて、明日はまた定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
収穫の恵みパンセットも、明日から出荷が始まります。
それに合わせて、漉乃あん丸(あんパン)も再開です。

私の明日の楽しみは、自前の南部小麦のパンがどんな出来になるかです。
そして、この小麦粉を使ってスコーンの準備もしています。
これは明後日に焼きます。

食欲の秋です。
いろいろと食べる楽しみが待っています。

皆さまのご来店、お待ちしております。

ウクライナ戦争をめぐる憂鬱

ウクライナで繰り広げられるロシアによる侵略戦争は、また一つ新たな展開となっています。
目覚ましいウクライナの反転攻勢に対し、ロシアは市民やインフラを標的に、ウクライナ全土への無差別攻撃を行っています。

この間、私は国家としてのロシア、またロシア人の気質を出来る限り深く理解したいと思い、いろいろ資料を漁っています。
そして知れば知るほど、憂鬱になって行く私です。

この先、ロシアは、戦争に勝とうが負けようが、ウクライナを許すことは、ほとんど永久に無いだろうと思えるからです。
この二つの国は、今後もずっとお互いに警戒を解くことが出来ない関係になったということです。

だからと言って、この戦争が回避出来たかどうかは、とても難しい問題で誰にも答えは出せないと思います。

一つはっきりさせておきたいことは、少なくとも私は、今のロシアの方向性を肯定することは出来ません。
だから、自分たちの独立と主権と自由のために戦うウクライナに支援を送りたいと思っています。

ある意味これは私たちの戦いでもあるのです。
何に対して・・・?

それは、私は分かっているつもりですが、今は申し上げません。
自ずと明らかになるでしょうから。

しかしそれにしても、ウクライナの払う犠牲の大きさを思い、憂鬱です。

今週は、がんばってクッキー、ビスケットを5品目

このところクッキー、ビスケットの在庫がほとんどなくなってしまい、さみしい店頭になっていました。
そこで奮起して、昨日と今日の二日間、合わせて5品目を焼きました。

ジンジャークッキー、バタービスケット、わらいごま、森のパン屋のビスケット、くるみびすけっとです。

クッキーやビスケットを焼く時は、パン焼きの時とは全くちがったノウハウが沢山あります。
各品目ごとに、異なる食感を求められますので、レシピも重要ですが焼き方も大きな要素になります。

簡単に一言二言で説明出来るわけもありませんが、ポイントはいかにして水分を抜くかなのですね。
クッキー、ビスケット類は、焼き上がりに水分が残っていると、サクッ!またはパリッ!とした食感が得られません。

焼き時間も、短いもので30分、長いものは45分以上かけて焼きます。
成形の時も細かいものが多いですから、1品目1時間~1.5時間くらいかかります。
そして必要な天板の面積も多いですから、生産効率から言えば決して良くありません。

でも、食工房の売り上げへの貢献率は低くありません。
やはり、お菓子は売れます。
何と言うか、楽しいじゃないですか!、お菓子って。
今後もがんばって、おいしいクッキー、ビスケットを沢山焼きたいと思います。

ちなみに、明日と明後日は、定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

プレミアムスコーンが登場します

昨日、製粉を依頼してあった南部小麦が、きれいな小麦粉になって送られて来ました。
今回、約50kgにもなりましたので、食工房のパンや焼き菓子のメニューに積極的に使用して行こうと思っています。

収穫の恵みパンセットの南部小麦の食パンもですが、今週からこの自前の圃場で収穫した南部小麦の粉で、スコーンを焼きます。

通常品の代替として、価格も同じにして提供します。
食感、風味ともに大きな変化は無いと思いますが、プラスアルファのパフォーマンスが期待できます。

初めての試みですので、私も楽しみにしています。
そしてこの先、こうした自前の原材料を使う取り組みを増やして行きたいと思っています。