萩原夫妻の絵手紙カレンダー


2010年用 絵手紙カレンダー 今年で23作目



このデザイン、中身と大変よく合っています。経本折りと言うそうです。


刺し子作家で前衛書道家でもある萩原久子さん、夫の卓さんは銀行にお勤めだった頃から、ずっと絵を描いて来られました。
私たちが初めてご夫妻に出会ったのは、もう27年余りも前のことです。
以来、何かにつけ私たちのことを気にかけてくださって、お手紙やご注文などを度々ちょうだいしています。



これは、食工房にいただいたものの一枚。



山暮らしをしている時にも、一度私たちの山小屋まで訪ねて来てくださったこともあります。
いただくお便りはいつも、ご主人の絵と久子さんの文筆による素敵な絵手紙仕立てでした。
そうやってあちらこちらに差し上げたお便りの中から、これはと思うものをピックアップしてカレンダーに作ることを始められ、今年はもう23作目になりました。
私たちも毎年のように何部か仕入れて、販売したり喜んでいただけそうな方に差し上げたりしています。
色彩に満ちた卓さんの絵と久子さんの描き文字の、楽しい合作に仕上がっています。



例えばこんな感じ。絵も文字も楽しく踊っているようです。



同じ図柄で B4、1枚刷りもあります。


経本折り 一冊 800円
B3版 一枚刷り 一枚 400円 3枚1000円 
いずれも送料別。
食工房の店頭にてお求めいただけます。見本展示中
ご本人から直接お求めになることも出来ます。
ご連絡先等は、一度食工房までお問い合わせください。


 


習刊 コーヒー通信 「コーヒープレス」



別名フレンチプレスとも呼ばれるプランジャー式のコーヒー器具があることは、業界紙の記事からすでに知っていましたが、今一つ関心が湧きませんでした。
それが最近になって、この方式で入れたコーヒーはコーヒーの成分が全て抽出されるので、カップテスト用に手軽に使えると分かって、俄然興味をそそられた私です。


早速、一個取り寄せてみました。
購入サイトは<こちら>



ハリオ・カフェプレッソ 1・2人用


この手の器具は、紅茶用としてすでに使っていて、コーヒー用も同じものでいいはずなのですが、何故か別カテゴリーで販売されているので、どんなものかなと思ったわけです。
現物を見て、どちらにも分け隔てなく使えることが分かってちょっと拍子抜けしましたが、それでもちゃんとしたメーカー品は、ホームセンターで数百円で買ったものとは違って、細かいところが良く出来ているなと思った次第。


今日は、とりあえずおいしいブレンドで試してみました。



最初にコーヒー粉を入れて、湯を注いで少し蒸らし、
それから人数分の湯を満たしてプランジャーをセット。
時間が来たら、下まで押し下げて完了。至って簡単。



少し濁りのある、粗削りな味わいです。
エスプレッソとドリップを混ぜたような感じ。
あるいは、パーコレーターに似ているかも知れません。


結果を一言で言えば、飲みやすさならドリップ、コーヒーを味わい尽くしたいならプレスで、ということになります。
そして、豆の挽きの粗さや抽出時間により、味に大きな違いが生じますので、自分の好みの設定を探す楽しみもあります。


私は、これから各銘柄のカップテストを、この器具を使ってもう一度やり直して見ようと思っています。
なかなか面白そうな器具です。