今のところ雪にこそなっていませんが、冷たい雨が降っています。
飯豊山は、まるでシュトレンのように真っ白です。
今日は、冬の始まりを思わせる一日、心細く寂しい感じが漂っていました。
そんな外の気配をよそに、食工房の中は30℃近い暖かさで、シャツ一枚を袖まくりして、パン焼きに精を出していました。
何と言っても、パン生地の発酵は温度で決まりますから、部屋の温度だけでなく、生地が触れる容器や作業台、機械器具に至るまで、すべて一定の温度になっているのが望ましいのです。
あくまでもパン生地のための暖房ですが、私たち人間もその恩恵に与って、ぬくぬくと天国のような作業環境です。
その分、夏は凄まじいことになっているわけですが。
パン屋にとって冬は、いろいろな意味でありがたい季節です。
暖かい作業場、製品の日持ちも良好、皆さまの食欲の方もパン食を受け入れていただける状況に、クリスマスの特別需要もあり、この時期は風邪なんか引いていられません。
とは言え、新型インフルエンザの脅威が、至近距離に迫っています。
私たちがかかっても、お客さまがかかっても、商売上大きなマイナス要因になります。
今年はその点、いつもの年とは違う緊張感も漂っています。
暖かい作業場に油断しないよう、健康管理に気を配りたいと思います。
おかげさまで今のところ支障なく、今日も上々の焼き上がりです。
さてさて、「雪の日ポイント2倍プレゼント」、今シーズン初日はいつに・・・?
皆さまのご来店、お待ちしております。
どういう訳か新型インフルエンザは50歳以上の方で感染発病される方は数%ほとんどが小中校生という統計が当医師会で出ています。福島も同様と思います。油断はできませんが、ご参考までに。
いろりろ美味しそうな食事の写真を楽しく拝見しています。向寒の折、ご自愛の上お仕事にお励み下さい
arz2beeさん、貴重な情報をありがとうございます。
医療現場からの情報ですから、実態に即していることは確かでしょう。
それにしても油断しないで過ごしたいと思います。
そちらのブログも、毎日楽しみに拝見しつつ、学ばせていただています。