昨日は、くたびれてしまったと、そんなことを書いてしまいましたので、また少なからぬ皆さまに要らぬご心配をかけたのではないかと反省しております。
今日は、ネタが無くてもブログの更新は休めないぞ!と、肝に銘じておりました。
おかげさまで、一晩寝ればどうということなく、今日一日パン造りに精出しておりました。
明日の段取りまですっかり片付けて、ほど良く疲れてまたよく眠れそうです。
さてさて、今日は2月も最後の日でした。
昼間、会津交通の方がやって来て、ここの前のバス停に看板と時刻表を取り付けて行きました。
明日から3月、そうです、昨年も同じことを書いていますが、バイパスに迂回していたバスが、またこの部落の中を回って行くようになります。
昨年の今頃の写真を見て驚いたのですが、今年はもう店の前に雪はありません。
前の畑に行く道も、もはや除雪の必要もなく中まで入って行けます。
やっぱり春は早そうですね。
畑が始まるのも、1~2週間早いんじゃないでしょうか。
そう言えば先日、ホームセンターで種じゃがいもを山積みして売っていました。
ありがたいことに、まだまだ食べきれないほど去年のじゃがいもが残っています。
白菜も大根も、そのままのものと漬物と両方、食べきれないほど・・・。
お金でいくらと計算すればわずかな蓄えに過ぎませんが、心は例えようがない豊かさを感じて幸せ気分です。
明日も何とかお天気は持ちそうな気配、皆さまのお出でをお待ちしています。
「食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ
さすがにくたびれてました。
今日は、マフィンとスコーンのご注文がこの一日に集まってしまった関係で、今までにこなしたことのない数を焼きました。
作業自体はとても順調で製品の出来も上々でしたが、最後のスコーンを焼いている時、ちょっと危ないなと思えるテンションの崩れを感じて焦りました。
まあどうにか乗り切って製品は出来たのですが、その後の配達が散々でした。
いつもだと考えられないくらい幾つも忘れ物をしてしまい、行く先々で頭を下げていました。
配達に出る前にコーヒーブレイクをすれば良かったのですが、時間に追われる別な用足しを兼ねているからと、慌てて飛び出したのが失敗の元でした。
いくらからだの調子が良くても疲れは来るものです。
逆に、調子が良いから、そういう失敗をするまで疲れに気がつかなかったりするのですね。
そして病気を引き込んでしまったりするのでしょう。
いくら元気でも、鈍感な体にはなりたくないと思った今日一日でした。
明日も早朝からパン焼きなので、今日はここまでにして、風呂に入って寝るといたします。
忙しくしております
来週は、すでにお知らせしておりますように、私は郷里の高知に出かけて参ります。
もうじき満89歳を迎える母を祝うのがまず一番の目的です。
あとは、いつ最後になってもいいように、心残りをなくしておくためです。
不在中にいろいろ不足が生じるのは目に見えているのですが、少しでも手当てしておこうと思って、そんな理由でいつもより忙しくしています。
前回と違って今回は私の一人旅で、夜行の高速バスに乗って行きます。
東京発なので、会津からもバス便を利用します。
時間とお金を節約しようと思うと、この方法が一番です。
東京都内での移動を含めても、往復の交通費は3万円弱というところ。
着いた朝はちよっと眠いですが、寝ている間に目的地に着くというのは、何度も自分で運転して行ったことがある私にしてみれば、何とも楽でありがたい旅です。
そのようなわけで来週は、店は開けておりますが、製造の方はほぼお休みの状態です。
パンは焼けませんので、あらかじめお知らせ申し上げます。
その他は、在庫品と一部製造可能なものを並べております。
いろいろ不足があると思いますが、どうぞご了承ください。
なお今回、郷里でもネット環境が整うことになりましたので、今のところIT管理者が私だけの食工房ですが、メールへの対応もOKです。
ブログの更新も旅先から続ける予定ですので、現地からの「土佐ネタ日記」をどうぞお楽しみに。
思えばありがたい時代になったものです。
いろいろ弊害ももちろんありますけれど、それは利用する側の姿勢にかかっていますから。
明日は、会津若松市内へ配達です。
午前中の仕事が目一杯で、時間通りに終われるかどうか、今からテンションが上がりそうなのを抑えています。
製麺所を訪ねて来ました
今日、昨年からの念願がやっと叶って、小麦を持ち込んで麺に加工してもらうために、製麺所を訪ねて来ました。
場所は、中通りの滝根町というところです。
福島県の中通り地域には、昔ながらの製粉と製麺加工を請け負ってくれる業者が、まだ複数健在です。
今日私が訪ねたような業者、当然会津管内にだってあるはずと思って探してみましたがありませんでした。
会津にもそういう業者が残っていれば、どんなにかありがたかったのですが、聞いたところではどうやら元々なかったようなのです。
会津はやはり、お米と蕎麦なんでしょうね。
今日は、沼ノ平産のアオバ小麦を30kg預けてきました。
後日、乾麺に加工して送り返してくれる手筈になっています。
先んじて、製麺所で在庫販売している麺をサンプルにいただきましたので、帰って来てすぐに試食しました。
小麦の味わいをストレートに感じられる、とてもおいしい麺でした。
思わず、いつもより食が進んでしまいました。
このあとが楽しみです。
先ずは、食工房のほぼ全製品に使用される。
「南部」という品種の粉です。岩手県産。
酵母の培養も、この粉を使っています。
モッチリとした食感、大変風味の良い小麦粉です。
こちらは、製パン用にブレンドしている
「ゆきちから」という品種の小麦粉です。
白くてサラサラした手触りが特徴。
そしてこちらが、今日の製麺所の粉です。
親方曰く、「なめっこい手触りだべ。」
つまり、中力粉の特長です。
それから、製粉だけしてもらうことももちろん可能で、こちらも在庫がありましたので、5㎏ほど購入して来ました。
三枚の写真は、現在食工房で使っている小麦粉二種類とそれから今日仕入れて来た粉です。
それぞれ微妙に色合いが違うのがお分かりいただけるでしょうか?
今日の製麺所の粉だけが、少し灰色っぽい色をしています。
大きな製粉工場のような設備で製粉したものと違い、繊維分を多く含んでいるためです。
水を入れて捏ねれば、さらに色の違いがはっきりするはずです。
原料の小麦の品種を尋ねてみましたら、アオバと農林61号とのこと。
小麦を作ったことのある農家の方なら、農林61号の名は一度ならず聞いたことがおありでしょう。
今となっては古い品種ですが、麺に加工した時の風味と色合いの良さには定評があります。
ですから今日仕入れた粉は、どちらかと言うとパン向きではなくスコーンやマフィンに向いているかも知れません。
5㎏あるので、いろいろ試してみようと思っています。
・・・と、そこまでの話、価格のことは全く触れませんでしたが、実はそこのところが大問題なのです。
決して、決して、安上がりというわけには行きません。
今日の小麦粉は、1㎏が500円です。
自分の小麦を製粉してもらうと、さらに高くなって600円くらいになります。
例えば食パンを焼いたとすると、1斤が900円くらいになります。
スコーンやマフィンでも、やはり今の2倍くらいになるでしょうね。
実際に販売可能な製品になるかどうかは、皆さまから、製品の特質と価格にご理解とご納得をいただけるかどうかにかかっています。
今後、度々試作品を造って皆さまに評価を仰ぎたいと思っています。
なお、乾麺が仕上がって来ましたら、試食セールをやりたいと思っています。
価格など詳細は、このあとのお知らせまでお待ちください。
イベントよりも日常をこそ大切にしたい・・・。
私のような小さな商売をしている者にとって、いろいろなイベントへ出店のお誘いをいただくことは、本当にありがたいことです。
売り上げに直接貢献するということももちろんありますが、新しいお客さまに出会えるチャンス、これが何より一番大きな収穫だと言えます。
チラシを撒くことより、テレビの取材を受けることより、とにかく直接出合って自己紹介出来るのですから、こんないいことはありません。
しかし、イベントにそうした力を期待出来るとしても、やはり日常の努力がなかったら、新たに出合ったお客さまを固定客にすることは出来ないと思います。
食工房も5年間やってくる間に、最初は毎月一回試食会イベントを自分で仕掛けたりしていました。
当初の何回かは目覚しい効果がありましたが、自分のために自分でやるイベントというのはどこかマンネリになりやすい面があり、継続が難しくなって今は中止しています。
その代わり最近は、外からお誘いをいただくことが多くなっています。
このことを考える時、食工房に出店の誘いがかかることは、即ちそれは一つの社会的評価だと自覚しなくてはならないことに気づきます。
そして、皆さんの期待を裏切らないためには、日常こそが大切であることも分かります。
イベントがいくら売り上げ面への貢献度が大きくても、例えばパン屋は毎日のパン焼き仕事の方にウェイトがあることを忘れてはならないし、店に来てくださる方への対応も誠実さを欠いては、本末転倒となってしまいます。
そんな中今年は、また昨年にもまして外に誘われる機会も多くなるのではないかという気がしています。
どこでバランスを取るか、いろいろ今までにはなかった課題に挑戦しなくてはならない時が来たと思っています。
おしらせ
今週のパン焼きは、木曜日・クリングラ、土曜日・カネリプッラです。
高知に帰省します。
3月第1週、郷里の高知に帰省いたします。
この間、パンの製造をお休みいたします。
お店の営業は続けています。
カフェクラブの集い、ご参加御礼
今日は、毎月一回恒例の「カフェクラブの集い」を開催いたしました。
幸い今回もお天気に恵まれ、定員一杯の5名さま+子どもさんお二人をお迎えして、楽しくも充実した時間をご一緒に過ごすことが出来ました。
ご参加くださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。
何しろ狭い店内なので、定員も5名さま限定の小さなイベントですが、中身のあるイベントにしたいと、いろいろ頭をひねっています。
今日は「酸味のおいしいコーヒー大研究」と題して、酸味の味わいが心地良い銘柄をいくつかご紹介して、それぞれの特長を検証していただきました。
それで今日の一番人気は、ワイン系の「カフェ・ヴィーニョ」という銘柄でした。
やっぱり・・・と、納得の結果ではありました。
私としては、ブレンドの良さも捨て難いものがあったと思いましたが、それだけカフエ・ヴィーニョのパフォーマンスは大きかったということですね。
皆さまも、ぜひ一度お試しください。
コーヒーに併せて、焼き菓子の方もいろいろ召し上がっていただきました。
アプリコットケーキ、アールグレーティーケーキ、ブラウニー、スィートハート、ココリス、そしてみのりのパンでした。
話しがコーヒーの話題に終始して、お菓子に対するご感想やご意見を伺うところまで気が回りませんでしたが、皆さん、コーヒーに合わせてどんどん召し上がってくださいましたので、まあまあ取り合わせは良かったのかなと自己評価しているところです。
来月は、月末に別なイベントが予定に入っていますので、お休みになりそうです。
パン屋の小麦麺試作へ
沼ノ平産の小麦を使って、麺を造ります。
小麦原穀を持ち込んで、粉や乾麺に加工してもらえる業者を見つけましたので、そこに頼んで加工してもらいます。
美味しいものが出来るのは、以前近所のひぐらし農園の浅見さんが試して分かっているので<参照>、楽しみです。
少し高い価格になると思いますが、売り出す予定です。
その節は、どうぞよろしくお願いいたします。
明日から、閉店時間が変わります。
すでにお知らせしておりますとおり、明日(2月20日)より、午後6時閉店とさせていただきます。
どうぞ、お間違えのないよう、よろしくお願いいたします。
その分、パンの焼き上がり時刻を少しでも早めるよう、すでに取り組んでいます。
今日の現状でも、お昼には大方の品目が焼き上がりました。
今後は、お昼までに全ての品目が焼き上がるよう努力して行きますので、今までより早い時間にいらしてもお待たせすることはないと思います。
余談になりますが、食工房の場合、当日こねて当日焼くスケジュールにしていますので、どう頑張っても朝の焼き上がりは望めません。
今ある設備を活用して出来る範囲で、天然酵母仕込みではこれが精一杯というところですので、今後とも食工房流におつきあいいただきますようよろしくお願いいたします。
本日は、食パン、ロールパン、堅焼き黒パン、プンパニッケル、カネリプッラを焼きました。
明日は、マフィン4種類とスコーン2種類を焼きます。
皆さまのご来店、お待ちしております。
文旦ピール、出来ました。
コストは、自分たちの手間だけのようなものですから、
ふんだんに使用できます。それが決め手かも。
この色合いと透明感に、いつもうっとりしてしまう私です。
今年初めての文旦ピールが出来ました。
今年は、冷凍保存の他にレトルトパックで保存する方法も試してみようと、早速昨日の夜、シールをかけて袋ごとボイルしました。
これだと、常温でも十分一年間保存出来るので、冷凍庫の中が満杯にならずに済みます。
半分くらいはこの方法でやってみようかなと思っています。
そして、お楽しみのシロップも沢山出来ました。
食工房では、マフィンのスィートハートにこのシロップを使いますが、それ以外ではピールのみ使用して、シロップは残ってしまいます。
昨年から、それを小瓶につめて皆さまに差し上げています。
液体マーマレードと呼ぶのが一番お似合いかなと思える味と色合いをしています。
これからしばらくの間、パンを買った方、通販でご注文の方に、お一人一瓶差し上げます。
ちなみに文旦ピールを使っているメニューは、マフィンのスィートハート、ブラウニー、それからアプリコットケーキ、そしてシュトレンです。
おしらせ
来る20日より、閉店時間を一時間早めて、午後6時閉店とさせていただきます。
すでに「パンだより」にて告知申し上げておりますが、お間違えのないようよろしくお願いいたします。
「カフェクラブの集い」開催します。
来る22日(日)午後2時より、終了随時。
参加費用、お一人1000円
今回は、コーヒーの酸味について研究します。
酸味の心地良い銘柄、マイルドな味わいの真髄とは?いろいろ発見していただけると思います。
ご参加のお申し込み、受付中。
パンご飯・3
ボリュームがありそうに見えますが、
ベーコン2枚と卵2個を3人で分けました。
パンは、この他にもう2切れほど。
白菜も蕪も甘くて美味しかったです。
堅焼き黒パンの中のキャラウェイが
スープの味にいいアクセントを添えて
くれます。
昨日のブログに、冬将軍から「返事はこれだ!」とばかりに、今日は朝から一日雪でした。
何と言ってもまだ2月ですからね。
これで当たり前ですね。
実は、昨日から連れ合いが実家に出かけているので、娘二人と三人で留守番しています。
今日の夕食は、私の当番で先週に引き続いて「パンご飯」でした。
スープは、とにかく白菜があるので、豚肉と玉ねぎと白菜と、今日は蕪もあったので中身がたっぷりの煮物のようなスープになりました。
使い残った生クリームと牛乳も入れましたので、お味は申し分なし!
ジャガイモのフリッタとベーコンエッグも造りました。
どれもこれも油気の多い料理になりましたので、パンは堅焼き黒パンとプンパニッケルに何も付けずに出しました。
そして、冬場は新鮮な緑の野菜がないので、代わりに果物(文旦)とそれから食後少し時間をおいて、夏に乾燥させておいたミントをお茶にして飲みました。
栄養的にもいいバランスだったと思います。
満足な食事が摂れることは、本当にありがたく幸せという感じです。
ちょうど一週間の仕事が終わって、明日は定休日です。
満足、満足。
本日の食工房
今日は今年初めての文旦ピールづくりをやりました。
昨日の下ごしらえの時点から、店内にはいい香りが立ち込めていました。
そして出来上がった後には、お楽しみのシロップが残っています。
今年も小瓶に詰めて、皆さまに差し上げます。
今日は10本余り出来ました。
パンをお買い上げの方に、お一人一本ずつ差し上げます。
後々まだ何度も造りますので、一旦無くなってもまたあります。
望みを捨てずにご来店ください。
食工房、今週のパン焼きは、木曜日・カネリプッラ、土曜日・クリングラです。
みのりのパンは、土曜日に焼きます。
このところ、慢性的にクッキーが品薄です。
とにかく能力的に限界に来ています。
スタッフを入れるかどうか、決意を促されているような気がしています。
輪ゴムが切れやすくなった!?
気がついたのはここ数年前のことですが、いつの頃からなんでしょうか、輪ゴムがやたらに切れやすくなったと感じます。
商売柄、輪ゴムは頻繁に使用します。
袋に入った使いかけの材料の口を閉じておく時など、たいてい輪ゴムで留めます。
それが、新品の輪ゴムなのに、一回使ってもう一度という時に、いかにもあっさりと切れてしまうことがあるのです。
それも一度や二度ではありません。
割としばしばなのです。
昔私が子どもの頃、ゴム鉄砲を作って遊んだ時など、これ以上引っ張れないところまで、何回引っ張ってもそんなに簡単に切れたりしませんでした。
何回かやっているうちに、一ヶ所か二ヶ所切れかけて来て、それでもしばらくしてからやっと切れたものです。
ですから輪ゴムは、再利用出来る貴重な資材として、入れ物を用意して大事に取って置きました。
それがどうでしょう。
近頃の輪ゴムは、大して強い力で引っ張ったわけでもないのに、いきなりプツンとカッターナイフで切断したような切れ口で切れてしまいます。
それから切れないまでも、すぐに伸びて弾力が無くなりますね。
昔からよく聞く、ちゃんとしたメーカー品ですよ・・・。
あまり気になるので、インターネットで何か情報がないかと探して見ましたが、昔よりずっと切れやすくなったという話しは、一つも出て来ませんでした。
昔も今も、輪ゴムは天然ゴムを原料に作られているらしいのですが、ゴムの質が変わったのでしょうか。
あるいは、何か添加剤のようなものが使われていたのを止めたか、別なものに替えたか、きっと理由があるに違いありません。
たかが輪ゴム一本、幾らするというほどのものではありませんが、あんまり切れやすいとごみが増えて・・・、それより縛ってあったはずのものが輪ゴムが切れてバラけてしまって、散乱したりすると困るのです。
逆にいつまでも切れない輪ゴムだと、作っている会社はつぶれてしまいますね。
バランスはあると思いますけど、それにしても・・・と思うのは私だけでしょうか。