飯豊小麦プロジェクト


初夏の小麦畑


昨日も申し上げましたが、麦畑はまだまだ雪の下です。
でも一か月後には、青々と茎葉を伸ばし始めることでしょう。
さて今年の収穫はどんなでしょうか。
量のことももちろんありますが、質のことも実は大切だと思い知ることがあり、農家の方と共にこれから勉強しなくてはなりません。
農業は本当に奥の深い仕事です。
種をまく時期を始めとして、何時何をどのようにしたらどんなものが出来るのか、一年一作ではそうそう冒険は出来ませんから、先に経験を積んでいる人からいかに学ぶかが、成功のカギになります。


ところで、小麦はパンやお菓子だけでなく、醤油を造るのにも欠かせない材料です。
米と同じく大切な食糧として、地元産の小麦を使える体制を作ることは、これからの時代どうしても果たさなくてはならない課題だと思っています。
パン屋にとって、地元産の小麦を小規模に製粉して供給してくれる仕組みがあったら、それは本当に理想的です。


飯豊小麦プロジェクトでは、小麦の生産者とそれを使うパン屋がある程度の数になって、小さな製粉所が一軒成り立つくらいの規模になることを目指したいと考えています。
趣旨に賛同してくださる農家さんまたパン屋さんがいらっしゃいましたら、お声をかけていただきたいと思っています。


この取り組みにご興味をお持ちのパン屋さん、今のところ全粒粉しかありませんが、サンプルを提供いたしますので、どうぞご遠慮なくご連絡ください。
なお、小麦と併せてライ麦の作付けもしています。
ただしライ麦は、只今在庫切れになっていますので、サンプルは差し上げられません。
それから、小麦の作付けにご協力いただける農家さんも、お声をかけていただければと思います。
経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご指導を仰ぎたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。


  食工房からおしらせ

今週のクッキーは、バタービスケット、くるみびすけっと、コーヒークッキー、ナッツクッキー、どろんこクッキーがあります。
他にジンジャークッキーが少し。


今週のマフィンは、スィートハート(文旦ピール入りマフィン)を焼きます。



スィートハート