体は毎日固まっている

家の周り一周を走り始めてから、20日ほどになります。
昨日の木曜日は、さすがに忙しくて走れませんでしたが、今日も朝のうちに一っ走りして来ました。


何しろ六十前の体ですから、少しばかりの準備体操くらいはしないと後が恐ろしいので、先ずは出来るだけ入念に体操をします。
その時にいつも分かるのですが、体は毎日毎日、確実に固まっているということです。
前の日、どんなに調子が良く柔軟に動けたような気がしても、一晩寝て起きるともうすっかり体が固くなっていて、伸びをするとあっちもこっちも軋んでバキバキ音がします。
とうてい走れそうな気なんかしません。

歳をとるということは、つまりそういうことなんですね。
だまって楽をしていると、衰えるだけの話し。
一生懸命抗って、やっと現状維持です。


でも、走って来た後の爽快感と達成感は、ちょっと大げさですが何ものにも代え難い。
そして何より驚いたのは、そのおかげで一日体の調子が良くて、仕事への集中力も持続力も格段にアップすることです。
だから、今日も絶対走ろうと思う気持ちは、多分なくなりはしません。
走り始めて本当に良かったと、心の底から思っています。


と、凄く走り込んでいるような書き方してますけど、途中に坂道があったりしますが、全行程たったの1200m。
そして走り始めの頃は、最初の300mほどでもう歩いてしまう意気地なさでした。
お恥ずかしい話しです。
でもまあ聞いてください。
実は一昨日、初めて一周止まらずに走り通したのですよ。
そして今思っていることは、この次の冬が来るまでには、楽に2周走れるようになろうということです。
出来そうな気がします。


準備運動から始めて毎日20分程の日課で、自分の世界が変わり始めたと、はっきり自覚している私です。