配達へ

今日は予定通り、会津若松市方面へ配達に出かけました。
午前中、マフィン4種類とスコーンを2種類焼いて、包装と仕分けを終わらせて出発したのが午後3時過ぎ。
予報通り雪が降り始めていましたが、道路はまだまだ大丈夫で、普段通りのスピードで目的地に向かってひた走りました。
山都町相川 ― 会津若松間の所要時間は、速度違反をせずに走ってスムーズに行けば約45分です。


年末で少し混雑していましたが、抜け道も覚えましたし、そこそこの時間内に次々と用事が終わりました。


それで、狭い路地の奥のお宅に伺って用が終わって、車に乗り込みながら思ったことです。


これまで度々引っ越しをしていろいろな場所に暮らした私、しかも車であちこち回る仕事をしていた期間が結構長く、そのあちらこちらの場所場所のすごくローカルな箇所とお目にかかった方々の記憶が無数にあるのです。


でもそれは、私とその場所、そこにいらした方とのつながりでしかありません。


他の場所の方々にとっては、全く関係の無いことです。


ああまるで、風みたいだなぁ・・・。と思ったのでした。


場所と言うか、土地と言うか、そこの土と濃密な絆を持つことをしない(あるいは出来ない)まま、ついに60年間を過ごして来て、今になってハタと思い止まっている私です。


来年は還暦。


さて・・・、会津の地に生まれ直すというのも悪くないと思っていますが、どうなりますやら。


それにしても、明日の朝の雪景色が楽しみです。