ブラジル産・パウリーニョ
このブログを始めた頃、毎週水曜日は「習刊コーヒー通信」と題して、コーヒーに関わる話題を書いていました。
本当は、週慣の方が良かったのにと思ったこともありましたが、そのうちに毎週書くほど話題が無くなってしまいました。
実はコーヒー焙煎は、毎週必ずと言って良いくらいやっています。
ご注文も、何だかんだと言いつつ減りません。
ありがたいことです。
それで今年は、食工房の自家焙煎コーヒーにとって、とてもうれしいことが二つありました。
一つは、すでに申し上げたと思いますが、ブラジル産のパウリーニョ農園の豆が、全く理想的と言って良いほど素晴らしい風味だったことです。
もちろんそうなるについては、焙煎前の水洗い乾燥という裏技を必要とすることもご報告済みですね。
食工房テイストに新境地が拓けたと思っています。
そしてあと一つは、セラード樹上完熟豆の2010年度産が、とても素晴らしい風味だったことです。
本来の食工房テイストはこれだったんだ!と改めて確認させられた気がしています。
選別も良好で、今までよりはロスも少なめです。 (これは、本当にありがたい・・・。)
この二つのそれぞれをベースに、二種類のブレンドも作りました。
食工房カフェブレンド・№1と№18です。
№1が樹上完熟ベース、№18がパウリーニョベースとなっています。
どちらも甲乙付け難い、いいブレンドです。
何かと気持ちが沈みがちなこの頃、うまいコーヒーに出合って、やっぱりうれしくて元気が出ます。
同じように皆さまも、一杯のコーヒーで元気になれるようにと、今日も張り切って焙煎に臨んだ私です。