金子さんのブルーベリージャム・再入荷

もう後は無いと言うことになっていたはずですが・・・、出て来ました。
隠しておいたんですかね・・・?と、冗談はさておき、食工房にとってはうれしい計らいです。


※「金子さんのブルーベリージャム入荷」


前回入荷分は、最後にまとめ買いの予約が入ってあっけなく完売となっていました。


今日は、金子さんご本人が直接納品に来てくださいましたので、いろいろとお話しを伺うことが出来ました。


金子さんの農園「西山ブルーベリー園」では、これから間もなく今年の収穫期に入ります。
当然のことながら、放射能の検査を受けられるとのこと。


環境放射線量が高くないので、多分NDは間違いないだろうとは思っていますが・・・。


ちなみに本日入荷分は、まだ昨年度産原料の製品です。
こだわりを尽くしたジャムの逸品、引き続きお楽しみいただけます。




ところで金子さんのお話しによると、柳津町でブルーベリーを栽培している農家は2軒だそうで、県はどちらか1軒のみ検査して、それを柳津町の評価とするのだそうです。


金子さんとしては、それだったらうちを調べてくれ!と申し立てて、それで金子さんところに決まったのだとか。
2軒とも調べるべきですよね!
どちらか1軒で黒と出て、実際にはもう1軒は白だったとしても、その地域の評価は黒となってしまいますからね。


一つの地域に同じものを作っている複数の農家がいると、その中からサンプルを1個取り上げて全体評価をすると言うのは、いくら何でも乱暴だと私は思います。


だから、各農家は自腹を切ってでも自主検査をせざるを得ないのですね。

検査費用が高いのは分かっています。(1検体・1万5000円はかかる。)
でもそんなところで予算をケチって、各農家に負担を押し付ける形になっていることは、到底我慢がなりません。


国や県は、そうやってわざわざ風評被害を生み出しているのだと、以前から思っていました。




話しは変わりますが、ライ麦と小麦の収穫が近づいています。
この2品目の検査代が3万円。
売り上げにして十万円未満しか得られない農家さんに、検査代を負担してもらうのはあまりにも気の毒ですから、今回は食工房が被ります。


正直申し上げて、大変です。


何らかの形で補償を取り付けなくては、この先やって行けなくなります。




そして明日はまた、パン焼きです。

おいしいジャムも入荷したことですし、パンを買いにお出でくださいませ。

よろしくお願いいたします。