板橋 大(ゆたか)君 ・ 通称 ダイちゃん
昨年、相川の「百姓市」・日曜市を背負って頑張ってくれた大ちゃん。<参照>
今年は、百姓一年生です。
それなのに春からいきなり、大震災と原子力災害という大試練を課されてしまいました。
もう悩んで悩んで、止めるべきか挑戦すべきか、ギリギリの決断で作付けをしたのでした。
そして、いち早く成長していた葉物(アブラナ科)を検体に出したところ、ひぐらし農園と同じくNDという結果でした。
いやー、良かった!良かった!
これは私のちょっと乱暴な推測なのですが、3月以来の環境放射線量のレベルと推移を見ると、その場所の土壌の汚染状況がある程度分かり、そしてそれが作物にどの程度影響するかも、見当が付くような気がしています。
山都町のこのあたりでは、多分どの作物を調べてもNDになるだろうと思います。
もちろんだからと言って、今後の検査を省略したりはしませんよ。念のため。
申し上げたいのは、ホットスポットに対しコールドスポットとでも呼ぶべき、低汚染箇所があちこちにありそうだということなのです。
どうも、地表面に定着した放射性物質は、そのままあまり動かないようなのです。
高い所は、いつまでも高い線量を発し続けていますし、そうでない所はいつ行っても低いのです。
雨が降っても、その割には大きな変化がありません。
生活するにしても、耕作するにしても、地の利を生かした対応の仕方があると思います。
また山の湧水などは、ものすごく良く出来た浄化システムだと思います。
下手に山の木を伐ったり、地表面を荒らしたりしない方が、絶対に得策だと私は思っています。
もっともこれらは、会津での話です。
また私の極個人的な見解ですから、拡大解釈されないようお願いいたします。