夏の夕焼けは、きれいと言うよりも、ちょっと不気味な気配です。
「夕焼け空が真っ赤っか トンビがくるりと輪をかいた・・・」
歌の文句にありましたっけ。
今日は夕方になって、いやに外が赤く見えるので出て見ると、一面真っ赤な夕焼け空でした。
そう言えば、台風が我が郷里の高知をかすめているようです。
ずっと遠くのここ東北では、何の嵐の気配もありませんが、実はこの夕焼けが前触れなのですね。
母がよく言っていましたが、昔の人は「夏の夕焼け、家をからげよ。秋の夕焼け、鎌を研げ。」と言い伝えたそうです。
つまり、夏に夕焼けが差した時は、嵐が近づいているので家をからげて備えをせよと、そして秋の夕焼けは晴天の前触れなので、鎌を研いで稲刈りの準備をしておけということなのですね。
明日明後日にかけて、東日本一帯に、我が福島県にも多少の影響があるでしょうか。
原発では、対策に大わらわだとか。