ずっと毎週、毎週、続けております。
今年は、皆さますでにご存じの通り原子力災害のおかげで、福島の農業を取り巻く環境は何から何までもう滅茶苦茶です。
生産基盤である土が汚されたのですから、そもそも作物を作れない所だってあったわけです。
これに対して国も県も、全く大雑把で緩い暫定基準を作って、それ以外のことはしませんでした。
要するに、問題なし!No probleme! というわけです。
どんどん作ってください!
こうして投げ出された農業者たちは、その後次々と消費者の方々の批判に曝されることになりました。
この危険を早くから察知していた私や仲間の農業者たちは、自主検査以外にないと判断し、大枚を叩いて沢山の検査をしました。
中には出荷先で検査してもらえる団体もあり、そこに出荷している野菜についてはその結果を利用させてもらうこともありました。
不安な結果が出たものについては、別な機関による再検査なども実行しています。
こうして検査マニアになるくらい、いろいろ勉強もしました。
NDの意味についても、引き続き勉強中です。
そしてごく最近、この地区のある場所の土壌と作物について、精密な検査をしていただく機会に恵まれ、NDという言葉を用いずに安心出来る結果を見ました。
詳しいことは、資料が届いてからご報告いたしますが、速報的な情報についてのお話しは百姓市にて・・・。
沢山の野菜と加工品、パン焼き菓子など取り揃えて、皆さまのお出でをお待ちしております。
かぼちゃアンパンの試作品も、皆さまに試食していただけます。
どうぞお楽しみに。
百姓市の場所のご案内