フクシマ・内と外との非対称というテーマ

少し前からですが、偶然の成り行きから発見したある方のブログを、ずっと拝見しています。

福島に対する想いのその誠実さに打たれるところがあり、以来目が離せなくなりました。
静岡県に在住のこの方のブログ、昨日10月30日のエントリーは、「フクシマ・内と外との非対称」というテーマでした。

記事の中身は、<こちら>のリンクからご覧いただきたいと思います。
他にも、今回の原発事故に関する記事が沢山あります。

私は、この方のように、遠く離れた地から福島に真剣な想いを寄せてくださる方の言葉に、とても力づけられるような気がします。
巷には心無い人もいると噂が絶えませんが、そうばかりではないはずだと、こうした方の文章に触れると、希望が湧いて来ます。


さて一方、やはり私が目を離せなくなったブログの一つが<こちら>です。
福島在住のこの方の記事は、今渦中にある者の偽らざる心境を、とても的確に表現していると思います。


そして会津という場所に居る私。
何とかしてフクシマの苦悩から切り離れようと足掻く姿に、正直ついて行けない気がしています。
どんなに平静を装ってみても、放射能に割り引きはないと思い知るべきだと、私はそう思っています。


前述の方が仰るように、フクシマの内と外に非対称があり、同時にこの福島の中にも地域による非対称があるのです。


日々そのようなテーマに苛まれつつ、想いを込めて先ずはパンを焼くことだと、思い至った私です。