3月11日の大地震とそれに続く福島第一原子力発電所の危機的状況。
結局、4つの原子炉で爆発や火災があり、大量の放射性物質が環境中に放出されました。
当時早くも3月12日には、複数のジャーナリストが決死の覚悟で取材行動を起こしていました。
綿井健陽氏・山本宗補氏・森住卓氏・豊田直巳氏・野田雅也氏・広河隆一氏などの面々が、危険を冒して双葉町に入りました。
その時のビデオ録画が公開されています。
すでにご覧になった方も多いと思いますが、part.3だけはつい先日公開されたものです。
さらにpart.4もあるそうで、公開を待っているところです。
未だご覧になっていない方はもちろん、すでにご覧になった方も、改めてもう一度ご覧になっていただきたいと思います。
きっと、今だからこそ新たに湧き起こる感想があると思います。
とにかくとんでもないことです。
今になって見ると、改めて当時の事情が読めて来るような気がします。
双葉町に入るところから始まります。とにかく緊張感が伝わって来ます。
原発以前にすでに地震と津波で壊滅的な被害が発生しており、
且つ強烈な放射線のため、原発にまで到達出来ずに撤退します。
この中で、カーラジオから流れてくるニュースや枝野官房長官のアナウンスを今改めて聴くと、どの方面も皆パニックに陥っているように思えます。
もしそうじゃないのだとするなら、逆に市民を危険の中に放置したと言う意味において、決定的に確信犯です。
それが、一つ一つよく分かります。
今頃分かっても・・・ではありません。
我々は、どんな仕打ちをされて来たのか、よーく噛み締めておきたいと思います。