「福島の原発事故原因は津波?地震?ヒューマンエラー?いやいや、きっと一番の原因は原子力発電所がある事なんだよ。」
これは、昨日のHappyさんのツィートです。
Happyさんとは、今福島第一原子力発電所で事故の収束のために、現場で実際に作業に当たっている方です。
<参照>
原発が存在する以上、事故は必ず起こる。
極重大な事故も可能性として、0にはなり得ない。
そういうことですね。
否、実際に起こってしまいましたから・・・。
事故を想定してそれに対応出来ることを前提にしなければ、原発を造って動かしてはいけなかったということですね。
原子力は確かに凄いですよ!
でもそれ故に、人類の手に負えないものでもあるわけです。
一方、この宇宙に存在するエネルギーのほとんど大半は放射エネルギーだそうですから、人類はいずれそういうものを使いこなすようになるだろうとは思います。
しかし、この地上でそれを使うことが本当に可能なのか、それからもう一つ、すでに産み出してしまった使用済み燃料に代表される放射性廃棄物の後始末のためにも、T田先生が何時だか仰ったように、今後200年くらいは(それで十分かどうかは別にして・・・)原子力を実用にすることを止めて、しっかり研究だけをやったら良いのです。
そしてあと一つは、人類の精神性の成長も待たなくてはならないでしょう。
放射エネルギーに触れるには、人類はまだまだ、何百年?否何千年か早かったに違いありません。
“100,000年後の安全”という映画を観たときに私も同じことを思いました。
「今」の利便性のために、子ども達の「未来」に放射性廃棄物を残していくのか…と考えると胸がくるしくなりました。
それでも変わらない生活を続けている自分がいて。自問自答の日々です。
つぐみさんコメントありがとうございました。
とにかく一歩踏み出してしまった道は、後には戻れません。
核廃棄物を抱えていることが、何よりそれを象徴しています。
人類のあらゆる意味での成長を待つしかないのでしょうか。
それまで私たちは、ずっとずっと胸を痛め続けなくてはなりません。