便利になっても、やっぱり忙しいのは何故だろう

食工房の仕事の基本は、パンや焼き菓子を焼くことです。

これに関しては、必要な設備と道具は一応揃っていて、技能もそこそこ熟達して来ましたから、以前に比べると格段に能率は良くなっています。

そして周辺雑務を見てみると、先ず経理は、ほとんどPC上でEXELを使ってやりますから、計算間違いもなく修正もストレスなく出来て、手書きでやっていたころに比べるとどれほど時間が節約出来ていることか・・・。

次に宅配便の送り状は、これもPCを使ってB2というシステムを利用するので、初めての方以外は、住所や電話番号をいちいち調べる必要も無く、即座にコード番号の入ったカラー刷りの送り状を発行出来ます。
これだって、どれほど時間の節約になっていることでしょう。

そして消耗品などの購入も、ネット上で発注して配達してもらうことが多くなり、決済は代引きかクレジットで。
郵便局に払込みに行く回数も減りました。
尤も、その郵便局だって歩いて1分なのですが。

私が仕事で外に出るとしたら、お得意さまへの配達だけです。
そしてたいていの用事は、そのついでに足してくるという流れです。

それでも、以前より忙しいと感じるのは何故?

製造量が増えたから・・・?
否、売り上げは大して増えていませんから、そうではありませんね。

製品の種類が増えて、手数が多くなった・・・?
ああ、これは確かにありますね。
でも、熟練で対応出来てますから、一応所定の時間内にこなしてますよ。

では、忙しさの原因が本業でないとすれば、やはり周辺雑務しかありませんね。
でも、それはいかにも変です。
たった今、楽になったと言っているのに・・・。

毎日のブログでしょうかね。
・・と言うか、少しでも時間があると、すぐに用事をこしらえてしまうからかも知れません。

元々、いろいろやるべきことは山ほどあるわけですし。
全部やれてもやれなくても、時間は常に埋まっているというのが、私の人生のようです。

パソコンない時は、本も読んでいたのに・・・。
その代り、今みたいなカラー刷りの「パンだより」も、ブログもホームページも、作りたくても作れませんでしたが。

まあしかし、文句も言えないのですね。
何をしていても、どんな時でも、そこには幾分なりとも楽しんでいる自分がいますから・・・。

今日も、犬の散歩と焚き火、やりましたよ。
もう暗くなってからでしたが。

便利になっても、やっぱり忙しいのは何故だろう」への2件のフィードバック

  1. yasu

    「いい仕事をしてもらいたければ、忙しい人に頼め」という有名な諺もありますけど、青木さんが忙しくなくなることはなさそうですね!(ご近所なのにゆっくりお話しできる時間があまりないのが残念・・)

  2. Mikio

    yasuさん、コメントありがとうございました。
    忙しいと言っても、バランスは取っているつもりです。
    たまにポカッと暇にしている時もあるのですが、そういう時にお目にかかれませんね。
    またいつか、ゆっくりしゃべりましょう。

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