秋の終わり

今日は、朝のうちは日差しが眩しい秋晴れでしたが、午後から曇って、夕方には風を伴ってパラパラと雨が降って来ました。
そして暗くなって間もなく、一時的に雷とともに激しい雨が降りました。

その少し前、配達に出かけていたのですが、冷たい雨が降る空の下、風に落ち葉が吹き散らされていました。
「木枯らし一番」とでも言ったら良いのでしょうか、秋の終わりを告げているようでした。

山暮らしの時を思い出します。
薪の備えが十分とは言えないうちに、木枯らしが吹いて来た時のいかにも心細い気持ち・・・。
逆に十分な備えが出来た年は、何とも例えようのない幸せな気持ちを味わったものです。

今はすっかり違う生活をしていますが、本当に大切なものは何か?見失ってはいないつもりです。

今日も、おかげさまで満足の行くパンが焼けました。