静かに過ぎて行く2012年

この年末は、何だか変な感じがします。
あの師走の慌ただしい空気が、どこにもないような・・・。

クリスマスも、あのバカバカしい騒ぎがなくて、かえっていいなと思うくらい・・・。
いや、何もかもがシラケているような気がします。

それと言うのも、先日の選挙であまりにも極端な結果が出て、その結果この社会がどうなって行くのか、わけが分からなくなったからかも知れません。

第二次大戦後、民主主義と呼ばれる社会になって以来、こんな状況は初めての経験ですから。
海外諸国も、呆気にとられて様子見しているようです。

それにしても自民党の安部総裁、一見慎重で筋も通っているような抑えた物言い、案外・・・と好感を持った方もいらしたでしょうか。
ま、これからは何でも思い通りに動かせますからね。
何もどこも牽制する必要がないからですね。
来年になったら本領発揮でしょうか。

こうして一見静かに過ぎていく年末、来るべき2013年がどんな年になるのか、私には嵐の前の静けさのように思えます。

それにしても「脱原発」って、何だったのでしょうか。
政治家は、「脱原発」を選挙の道具に使っただけ。
国民も、実際のところ「脱原発」に向かう強固な意志も覚悟も無い人が大方だったということでしょう。

そしてフクシマは、まだまだ誰もどうすることも出来ない、これだけが確かなことです。

それでも明日はやって来る。
明日の私は、早朝からパン焼きです。
まだ、パンを焼ける幸せがある。

静かに過ぎて行く2012年」への2件のフィードバック

  1. つぐみ

    >まだ、パンを焼ける幸せがある。
    …この言葉に涙が出る思いです。
    フクシマは、日本は、これからどこへ向かうのでしょうね。

  2. Mikio

    つぐみさん、コメントありがとうございます。
    本当に、この日本の社会はどうなって行くのでしょう。
    難しいですね・・・。
    特に根拠は無いんですが、あとは希望を持って生きるだけ、と思っています。

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