凍結路の走り方

今更私などが、どうと言うほどのことは書けませんが、それでもまあ自慢にはならないのですが、何度か怖い目に遭って、実際事故も起こしていますから、雪道、凍結路の走り方は否応なく体得してしまったのですね。
しかしまあ、特筆するほどのテクニックがあるわけではありません。

先ず一番は、慎重に走ること。
なーんだ、そんなことか・・・と、がっかりされないように。

慎重にと言っても、ただゆっくり走るというのではありません。
路面をしっかり見て、ということです。
滑りやすい所では、もちろん低速で走る以外に方法はありません。

どのくらい滑りやすいのか、走りながらではよく分からない時もありますから、状況を見て周りの安全を確認してわざと急ブレーキや急加速をして確かめるなんてことも、実はやってみたこともあります。

どこででも試すわけには行かないし、誰にでもお勧めするわけにも行きませんが、こうした経験を積んでおくと、どのくらいのスピードから上が特に危険か、今走っているスピードと路面状況でどの程度のブレーキが踏めるか、諸々体で覚えることが出来ます。
経験を積み重ねるうちに、路面を見るポイントも掴めて来ます。

それで一つ覚えておかれたら良いと思うことをご報告しておきます。
それは、凍結路は厳寒時のほうが安全に走れるということです。

何故かと言うと、スリップは路面が濡れている時に特に起こりやすい現象ですから、厳寒時はその水分が無いので、かえって滑らないのです。
目安として、氷点下5度以下になればほぼ大丈夫です。
氷点下10度以下にもなると、硬い石板の上を走っているようなもので、急ブレーキを踏んでも意外にしっかり止まってくれます。

以前山暮らしの時、凍結路を帰らなければならない時は、わざと日が暮れて遅い時間になってからにしたものです。

それから、本当に硬く凍結した路面では、タイヤチェーンは巻かない方が滑らないということも知っておかれたら良いと思います。
もちろん、タイヤは万全のスタッドレスタイヤであることが前提ですが・・・。

しかしまあ雪国では、積雪、圧雪路であることの方が多いので、雪国の人でも凍結路は怖いという方が結構いらっしゃるのですね。

それで今日の夕方配達に出ましたが、これがまた典型的なツルツルの凍結路でした。
どれほど滑るか怖くて試せないくらい、ただ直線通過だからいいものの、ブレーキもハンドルも効かないつまりコントロール不能な箇所が何か所かありました。

やっぱり、スピードは控えめに、これが一番の走り方ですね。

あとまだいろいろありますが、またの機会に。

凍結路の走り方」への2件のフィードバック

  1. tak

    確かに、昨年早朝に北海道の北見を走った時は、スリップしませんでした。日が高く昇ってからの方がツルツルでしたね。
    運転免許を取ったのは関東に移ってからで、雪道の運転はあまり経験豊富ではないのですが、それでも、東北育ちで雪がどんなものか知ってるだけ、なんとか運転できます。

  2. Mikio

    いやいやtakさん、どうもどうも。
    それにしても思い出すのは、takさんも同乗していた時に、山道でランドクルーザーで正面衝突やらかしたことですよ。
    四駆過信も怖いですよね。
    今じゃ、南国育ちの私もすっかり北国仕様に生まれ変わりました。
    もうあんな馬鹿な事故は、絶対起こさないと自信持って言えます。

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