文旦ピール・使います。

文旦ピール

この透明感が「命」、と思っています。


文旦ピール

軽く押せば、ズイと食い込む切れ味!

この季節になると、文旦ピールのつくり方を書いた記事に、アクセスが多くなります。

文旦の皮は、柑橘類の中でも特別香りが良いので、この香りが生きているピールを、いかにして造るかが食工房のこだわりです。
そこらへんはすでにうまく行っていますので、今日は、実際に使っているところをご覧に入れましょう。

完成品のピールは、シロップに漬かった状態で、レトルト包装して保存しています。
使う分を取り出したら、濡れたままサイの目(ダイス)切りにします。

良く切れる包丁で、切り口を潰さないようにするのが、見た目を美しくするためのコツです。
例えばケーキに焼いた時、生地の中にクズが散らばらず、クッキリとした切り口を見せてくれます。
アプリコットケーキ、ブラウニー・・・、思い浮かべていただければ、お分かりになると思います。

市販品のオレンジピールなどは、加工する前に機械でダイス切りしていますので、切り口はきれいじゃないし、大きさも不揃いです。
やはり自家製する以外、選択肢はありません。
この辺も、食工房のこだわりです。

明日は、アプリコットケーキを焼く予定で、今日から材料の準備をしているのです。
文旦ピールいい香りが、作業場に満ち溢れています。