コーヒー好きはクセになる・・・?


結論から言えば、やはりクセになると申し上げなくてはならないでしょう。
それが、成分の一つのカフェインのせいだけかどうかは分かりませんが、カフェインについて言えば、これは劇毒物に該当するものですし、中毒や依存症のリスクはあります。
もっとも、コーヒーのカフェイン含有率はお茶に比べても低い程度のものですから、コーヒー好きがクセになると言っても、アルコール中毒のような悲惨な結末を迎えることは、多分あり得ません!
まあ、何事によらず言えることですが、クセになると言っても中身が問題です。
きついストレスを紛らわすために、濃いコーヒーを一日に何十杯も飲むなどというのは、決して感心できる話しではありませんね。
コーヒーは嗜好品なのですから、嗜むこと全てが楽しみの内に終始しなければ、意味が無くなってしまいます。
どうぞ皆さんも、コーヒー好きをご自分の良い嗜みだと、自慢出来るようなコーヒー好きになっていただきたいと思います。

  再び、ネパールコーヒー
コーヒーの本場の中南米、コーヒーの出所と言われる東アフリカ及びアラビア半島、これら名の通ったコーヒーどころのコーヒーとは、ちょっと違った個性を持っているのがネパールコーヒーです。
栽培の歴史は比較的新しく、途中で廃れかけたこともあり、知名度はほとんどありません。
しかし、素晴らしい紅茶を産する地の気候風土が育むコーヒーは、なかなか個性的で一度飲んだら忘れられない風味です。
一言で言えば、軽やかで繊細です。
鋭い、しかし後味に残らない苦み、フルーティーでいつまでも口に含んでいたい心地良い酸味、どこかお茶の雰囲気を感じるのは、多分私ばかりではないと思います。
食工房では現在、アンナプルナ(豊穣の女神の意)という銘柄を取り扱い中です。
ぜひお試しください!
※認証はありませんが、無農薬有機栽培されているものです。