初売り



今日から食工房の営業を再開しました。
久しぶりに4時起きして生地をこね、コーヒータイムの後シャッターを開けて見ると、外は雪でした。
日が差してくる前の光線のない状態では、すべてが色彩を失ってモノクロの世界です。
店からよく見える、向こうどなりのお家の裏の、立派なケヤキが雪化粧してとても美しく、側の物置小屋と共にまるで水墨画のようです。
今朝はそれに、アルタンのスローエアーの一曲がとてもマッチして、仕事も忘れてしばらく見とれていました。



お昼頃には次々とパンが焼き上がり、待ちかねたようにお客さまも見え、あわてて食パンを切り分け、袋に入れてお渡ししました。
そして、3時のコーヒータイムの後は配達へ。
農民連直売所と坂下のお得意さまを回わり、それから山都町内のお得意さまに寄って戻って来ました。




いつもお店にいらっしゃる方は、まず前からご覧になる看板坊や、私はいつも後ろから見ています。
連れ合いは、この後姿にずい分意を注いで描いたものです。
そのせいだか、この後姿を見ると、ついつい前に回って顔を見たくなります。
そんな後姿が、なおまた可愛い坊やです。
皆さまのご来店をお待ちしております。