一杯10gずつ計れるコーヒーメジャー
今回、3本作っていただきました。
先日、待望の木のコーヒーメジャースプーンが届きました。
いつもながら、山脇さんの作品から伝わって来るエネルギーに、心が温まります。
山脇さんは「工房かし」のオーナーで、私とはもうかれこれ20年来のおつきあいになります。
よく作品は人柄をあらわすと言われますが、山脇さんの作ったものをずっと見続けて来ていつも感じていたこと、それは、本当に真面目に、謙虚に、素材となる木に向かい合っているということです。
手にとって触れてみると分かりますが、実に細かいところまで一つも手を抜くことなく、気持ちを込め手を尽くして作られたものからあふれ出て来るエネルギーは、いつまでも尽きることがありません。
いつだったか電話でお話している時、「ぼくには、これしか出来ないから・・・」というような言葉をうかがった覚えがあるのですが、その時、あれこれ目移りばかりして来た私は、ああそんな生き方がうらやましいと思ったものです。
そんな山脇さん、初めて会った頃はパン屋になるための勉強もしていたのです。
20年後に、私の方がパン屋になっているとは、その時は全く想像もしていませんでした。
私事になりますが、食工房の看板メニューの「堅焼き黒パン」、実は山脇さんの大変なお気に入りで、度々ご注文をいただいています。
私が「堅焼き黒パン」を自信を持って焼き続けている理由の一つは、山脇さんのような方にご支持をいただいていることです。
そしてジャンルは違っても、お互いにモノづくりという誤魔化しの利かない仕事をしているからでしょうか、黙っていても通じ合う何かがあると感じます。
山脇さんの作品、この他にも沢山展示しています。
このブログの中でも紹介しています。 <参照1> <参照2>
どうぞご覧になりにいらしてください。
私がブログに載せたトントゥの写真を見て
木で作ってくださったトントゥです。
仲間がふえてなんだかうれしそうな顔で
見ているのは、フィンランドからやって来た
フェルトのトントゥです。