緊張、緊張、昨日、今日

いやはや、ハイテンションでした。
今週はたまたまですが、ご注文が集中してしまい、発送分と配達分のパンと焼き菓子を、昨日今日で焼きました。
もうこれ以上はパンクしてしまうという仕事量だったため、かつてないほど緊張しました。
そのせいか昨日は、配達に出た時にフッと気が抜けて大事な買い物を忘れてしまい、明日の仕事に支障が出るというので、帰り着いてホッとする間もなくとんぼ返りで街までひとっ走りしました。


もう毎回手慣れた仕事になっていても、やはり一回一回気は抜けないですね。
自分ところで売る分だけならまだしも、他所へお願いして販売していただいている分もあり、そちらはもし失敗して納品出来ないと、先方のご商売にも影響が出てしまいますから、余計に気を使います。
順調にはかどっていても、ものをぶつけたりひっくり返したり、ボーっとしている間に焦がしてしまったり、一瞬の油断で台無しになってしまうことは、いつでもあり得ますから、とにかく緊張を緩めるわけには行きません。
そのために、いつも音楽を流しながら作業しているのですが、これがどんな音楽でも良いかというと、そうは行きません。
うっとり聴きほれてしまうようなのはダメだし、しんみりしてしまうのもダメ。
テンポのあるものの方がいいですが、かと言ってあまり騒々しいのもダメ。
そして、日本語で歌う曲も、ついつい歌詞を聞いてしまい、そちらへ頭をとられてしまうのでやはりダメです。
意味の分からない外国語の歌なら気にならずに聴けますが、楽器の演奏だけのものの方が無難です。
そういうわけで、食工房では仕事がはかどる定番があって、一番はバスクのアコーディオン弾きケパ・フンケラ、二番はガリシアのトラッドバンド、ミジャドイロ、それからフィンランドのヴァルティナです。
でもヴァルティナだけは、最近、娘たちは歌詞の意味が分かるようになって来ましたし、お気に入り過ぎて仕事をしながら聴き流せなくなって来ましたので、ちょっと微妙です。
そうそう、それで忘れるところでしたが、この大事な時に息子が外から風邪をもらって来てしまい、感染は免れ得ない状況の中でいっそうピリピリしていました。
でも、体調管理にも気合いを入れていたおかげでしょうか、わずかに変調を感じたものの、今のところ発病しないで済んでいます。
今日は、会津若松市方面への配達も無事終えて、しばしホッとしています。
明日以降が怖い・・・?です。




今日は本当にいいあんばいの一日で、配達の途中すばらしい
ケヤキの大木を見つけましたので、道草して写真を撮りました。