毎度同じセリフで申し訳ありませんが、朝からずっと忙しい一日でした。
でも、配達の途中で、こういう祠の前でほんの一時でも佇むことが許されるなら、それだけで十分というものです。
以前から通りかかる度に気にしていて、田んぼに水が入るのを待っていました。
写真を撮るからには、ちゃんとお参りしてお賽銭も上げて来ました。
そうしたら、しめ縄がかけてある大木があり、その木が、このあたりの平地ではめずらしいモミの木でした。
何だか昔の友人に出会ったようなとても懐かしい気持ちになりました。
というのは、阿武隈の山中で山暮らしをしていた頃、まわりにはいくらでもモミの木があったからです。
上に何が繁っていようと、とにかくまっすぐに天に向かって伸びて行く姿に、私はいつも感動していました。
帰って来てから、後片付けで残業になりましたが、写真を取り込んで開いて見たら、また元気が出て来ました。