価値ある情報



前に「モノづくり」という記事の中で、・・・ネット上で情報を作り出すことの簡単さに比べれば、モノづくりは手間暇がかかります。・・・と書きましたが、少し訂正させていただきます。
確かに、うわさ話や憶測を並べるだけなら簡単かも知れません。
しかし同じ情報と言っても、責任の持てる、また多くの人にとって価値のある情報を発信しようと思ったら、モノづくりと同等かそれ以上の労力と時間がかかるのですね。
時間と労力を費やして取材し、資料や文献を調査し、著作権などにも配慮を尽くすとなると、並大抵のことではありません。
私がこのブログに書いていることなどは、個人の意見を最大限良心に基づいて述べている範囲ですから、客観的価値という点では「無ければ無いで差し支えない。」程度のものに過ぎないかも知れませんが、それでもそこそこ手間暇はかけているつもりです。
さて、このブログに「庄内拓明の知のヴァーリトゥード」というサイトをブックマークしてあるのに気づいて、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
takさんは、実は私の三十余年来の友人です。
彼の人柄をすっかり知っているから言うのですが、このサイトは本当に手間暇かけています。
アクセスの数の多さは、そのまま情報の価値を物語っていると思えるのは、きっと私だけではないと思います。
モノも情報も実は同じ、人がつくるもの、だからそこに注ぎ込まれた何かが大切なんだと思っています。