パン屋泣かせの夏が来る

今日は、お昼頃からどんどん気温が上がって、蒸し暑い一日でした。
夕方になってもあまり気温が下がらず、吹く風も涼しく感じられません。
食工房の作業場は、オーブンの余熱で軽く30℃を超えています。

このオーブンの余熱が残ったまま店を閉め切ると、夜の間にサウナのような状態になってしまいます。
そこで、オーブンの扉をわざと開け、扇風機で風を当てて冷却しています。
換気扇はもちろん全開で回っていますが、それでも一時的に40℃くらいになります。
そうやってしばらくするうちに、やっと手で触っていられるくらいまで冷めたら、とりあえず終了します。
そして翌朝は、出来るだけ早く開け放して朝の風を入れます。
中で作業する私たち人間の方も、この時期は暑さに耐える我慢の季節です。

まあそこまでは、自分たちの忍耐力で何とでもなりますが、問題は夏場パンが売れ難くなることです。
パン屋泣かせの夏の真意は、実はここにあります。
いっそのこと、夏の間一カ月くらい休業したいところですが、そこまで極端なことをすると、その間に食工房はつぶれてしまいます。

やっぱり頑張るしかないということで、今年も「夏こそパンだ!」キャンペーンをやります。
詳しくは、今度発行する「パンだより」でお知らせいたします。

まあまあ、どんな時でも「愚痴はよそうぜ、青木さん!」と自分に言い聞かせつつ、サプライズする楽しみを見つけたいと思っています。

今日も、おいしいパン焼けてます。
みのりのパンも、土曜日を待たず今日焼きました。
ご来店お待ちいたしております。


  そうそう、忘れるところでした!


今日いらしたお客さまの一人が、先日の「ランプの灯り」の記事に触れて灯油ランプに興味を示されましたので、今でも入手可能だと教えて差し上げました。
これをご覧の皆さまの中で灯油ランプに興味のわいた方は、どうぞ <こちら> をご覧になってください。
さらにエコロジー全般に関心のある方、併せて <こちら> もご覧ください。

パン屋泣かせの夏が来る」への2件のフィードバック

  1. ウシガエル

    灯油ランプのURL有り難うございました。早速チェックしてみました。
    う?ん!種類が豊富で迷ってしまいそうです。ランプと薪の生活を夢見ている私ですが、ランプは何かを発見させてくれそうな気がしています。ひとに本来備わっているのに忘れてしまった五感の何か。煌々と灯る灯りより薄暗くても暖かい灯りがいいなぁ。そんなことを考えながら人知れずわくわくする今日この頃です。

  2. Mikio

    ウシガエルさん、コメントありがとうございました。
    私は、ランプの灯りに、火を使いこなす感覚の大切さを想います。
    ランプを使うようになられましたら、火傷と火事にはまずご注意くださいね。
    すぐに慣れますけど。

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