忙中緩

さすがにくたびれて、今日は造り仕事を休みました。
昨日焼いたシュトレンを粉糖で化粧したり、ハーフカットを造って出荷の用意をしたり、明日のクッキー焼きの準備をしたりしていました。
これだけでも細々と体を動かしてはいるのですが、緊張感はオーブンが稼働している時とは全く違って、至って緩やかに感じます。



大人も入れる大きさのかまくらの前には、
雪だるまちゃんと雪だるま子ちゃん。



一仕事終えた頃、四男一家が訪ねて来て(実は昨日も来ていた。)、庭にかまくらを作るというので、一緒に雪遊びをしました。
いくつになっても、雪遊びは楽しいものですね。
6歳になった孫(男子)の元気に圧倒されながら、童心に帰ってはしゃいでいる私でした。


 



先日作りかけの雪囲いが完成したところです。



屋根から落ちた雪が、早くも1mを越すほどに
カサが上がっています。



表の門まで、コの字型の通路を確保しています。



中から見たところ。


ついでに、家の周りの雪囲いを点検。
「抱き」と呼ばれる二棟続きの屋根の谷間から、巨大な雪の山がせり出していて、早く落ちてくれればいいのですが、このまま降雪が続くと雪下ろしをしに屋根に登らなければなりません。


そのことを想定して、早くも積み上がった圧雪をさらに平らに固めて、梯子をかけるための土台を作りました。


まあ言ってみれば、雪はイベントですね。
対応せざるを得ない非日常に、気をもむのを通り越して何だかワクワク楽しい自分がおかしくて、思わず笑ってしまいます。


 


ここ数日食工房では、雪の日2倍ポイントプレゼントが適用になり、時節柄高額なお買い物をされた方は、あっという間に満点に近づいてうれしそうでした。


さてさてあと一週間と一日で、今年の営業も終わりです。
シュトレン好評のおかげで、どうやら売り上げもラインに届きそうです。

こうして今年また無事に年が越せそうなのも、一重に皆さまのご愛顧のおかげと感謝申し上げます。
あと一息、どうぞ最後までよろしくお願いいたします。