これで十分

昨晩ナナオサカキの命日のことに触れましたが、その後寝床の中で、20年前山暮らしを始めた頃のことが、次々ととりとめもなく思い出されました。
思えば、文明社会の便利さからはほど遠い彼の地での暮らしの中で、とりわけ心に響いたナナオの詩がこれでした。
「これで十分」・・・

これで十分

足に 土

手に 斧

目に 花

耳に 鳥

鼻に 茸

口に ほほえみ

胸に 歌

肌に 汗

心に 風

これで 十分

<こちら> をクリックしてみてください。

ナナオの朗読で、チェコ語による「これで十分」のイントロの後、チェコ語、日本語、英語の順に同じ歌詞が歌われる。
最後は、3ヶ国語で同時に。