食工房のメインPCのVostro420は、2009年にリース導入したWindows Vista Downgrade XPマシンです。
当時としてはほとんど最高のスペックに近いもので、今でも十分使えます。
2012年にVostro1000より先にそれまでのWindowsXPをWindows7 64bitに入れ替え、2014年にはグラフィックボードの交換と電源の強化、ハードディスクのSSD化をしています。
ただ一つ搭載可能なメモリーが公称4GB止まりで、Windows7 64bitバージョンを動かしいる今では、これだけがちょっと不満の種でした。
何とかして4GB以上積むことが出来ないかWeb上を調べていたら、どうやら8GBまでは行けるらしいことが分かって来ました。
ただ、実際にやって見てうまく行ったという具体的な報告は、見つけることが出来ませんでした。
本当は16GBくらい積めれば最高なのですが、ちよっと情報不足で試してみる気になりません。
あと一つ、Vostro420はもう完全に旧世代の機種なので、DDR2規格のメモリは入手し難くなっているのですね。
後継規格のDDR3規格の方が、種類も豊富で価格も安いのですが、互換性が無く使用出来ません。
今回、Amazonで超低価格のメモリを見つけたので、Vostro1000用のものと一緒に購入しました。
ただし超低価格ゆえに不良品のリスクが高いとのレビューに、ちよっと不安もありましたが、安さに負けて注文。
Vostro1000用2×2GBは、問題なかったのですが、Vostro420用の4×2GBのセットは換装間もなくからトラブル頻発で使い物ならず返品。
別メーカーのものを探しましたが、なかなかないのですね。
あっても超高価だったり・・・。
結局ダメ元でもう一度同じものを注文。
祈る気持ちで取り付けて、深呼吸をしてからスイッチオン。
今度は、順調にOSが起動して「オッ、いいかな!」と思った矢先にブルースクリーンが出て再起動がかかりました。
「ああ、また不良か・・・」と、それほど大きな落胆が無かったのは、半分しか期待していなかったから・・・。
で、再起動の後、今度は順調に稼働して、何度かわざとシャットダウンと起動を繰り返して見ましたが、大丈夫でした。
その後、何度か使用中に突然シャットダウンするトラブルに見舞われ、やはりだめか・・・と思いながら、別な原因もあるかも知れないと思い、メモリテストをしました。
結果は異常なし。
ちよっと不安はありますが、このまましばらく使い続けてみようと思っています。
メモリ増設で何か変わった感じがあるか?ということですが、In Design や Illistrator など Adbeのアプリケーションでは、動きに差があるのが分かります。
何しろ4GBでは、ほとんど空きが無い状態ですが、8GBになると3GBくらいの空き出来て断然余裕です。
とにかく、8GBは問題なく認識します。
使用2日目、今のところ順調です。
以下、画像にて説明します。
今や完全に旧世代機種となったDell Vostro420
今回のメモリ増設で、あと5年は使えそう。
2GB×2デュアルチャンネル用セットが2組まとめてパッケージされていました。
K-Komputer bay なんて、今まで聞いたことありませんでした。
悪いレビューが多い一方、いいレビューも沢山あるので、これはもう当たり外れですね。
購入するなら、ダメだったら何回でも返品交換してもらうつもりで。(永久保証と銘打ってますから!)
マザーボードに、新しいメモリを取り付けたところ
元々好きな分野なので、油断しているといくらでも深みにはまってしまう私。
気を付けましょう!
メモリ増設前のシステムプロパティ
メモリ増設前のタスクマネージャー・パフォーマンス画面
メモリの使用率が62%
リソースモニターを開いて、メモリタブでさらに詳細な状態を見ることも出来ます。
メモリ増設後のシステムプロパティ
公称4GBまでのはずですが、8GB認識してますね。
メモリ増設後のタスクマネージャー・パフォーマンス画面
8GB全容量分ちゃんとノートされています。
使用率は、ちょうど半分の31%、空きが4GB近くあります。