危機感の共有に向けた取り組み

獣害は、もはや私たち人間にとって、避けて通れない課題となりました。
昨今のクマの人への加害のニュースは、ほとんど毎日のように報じられます。

このブログでも、クマの出没に関する報告を何度もして来ていますが、それらの情報を一番に共有して欲しい当集落の人々は、多分私のブログを見ていません。

と言うより、パソコンもインターネットも出来ないお年寄りが多いですから、見られないと言った方が正確かも知れません。

もっと直接的で的を絞ったやり方は無いものかと思案していました。

そしてこの度、集落内の回覧板を使って情報を共有することを思いつきました。

クマの出没に関するニュース記事とトレイルカメラの画像を用意、そして撮影場所が分かるように航空写真にアイコンを入れて作成した図面も付けました。

それらをホッチキスで綴じて小冊子のような資料にまとめ、各組に回覧してもらうことにしました。

区長の了解を得て、早速今日、第一回目の資料が回っています。

小さな集落の中では、実はこれが一番いいやり方だと、もっと早く気付くべきでした。
動画はさすがに回覧出来ませんが、見たい人が問い合わせて来たら、すぐに見られるように準備したいと思っています。

獣害対策において、危機感の共有はまず何より重要な最前提の要件です。
そこからすべてはスタート出来るのですから、今日は記念すべき日となりました。

集落の方々全員参加の強い協力体制を構築して行きたいと意気込んでいます。

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