以前、「世界が平和であるためには、一人一人の心の中が平和でなくてはならない。」という言葉を紹介したことがあります。<参照>
全くその通りに違いないのですが、どうしてもその平和を壊したい者がいる、それがこの世界の実相です。
「平和を願わないものはいない。」
この言葉に多少の異論があるだろうと申し上げたのは、その事が脳裏にあったからです。
昨日の続きになりますが、ロシアによるウクライナへの侵略戦争を見ると、平和を願うだけでは平和は実現しないこともある、それが現実だということが分かります。
平和な心に刃を向けて来る者がいるなら、それを払い除けなくてはならないし、場合によっては相手を倒さなくてはならないでしょう。
非暴力無抵抗は、態度としては立派であっても、問題解決の方法にはなりません。
平和を壊そうとする者たちの暴力は制止されるべきです。
そのために戦うことはあって然るべきでしょう。
取り敢えず今は平和な我が国ですが、予めそうした覚悟を自覚しておくことは、とても重要な一面であると思う私です。