投稿者「mikio aoki」のアーカイブ

皆さまにお願い

来月の下旬、お馴染みとなりました「あぐり・カフェ」イベントに出店することになりました。
この時、手作りの新聞バッグを沢山作って、お客さまに先着順に差し上げようと考えています。
古新聞が不足しています。
食工房に直接お届けくださる方、ささやかなお礼ですがポイントカードに10点差し上げます。
ある程度量のある方、送ってくださっても構いません。
送料はこちらで負担いたします。
なお、目的が目的ですから、どんなものでも良いという訳には行きません。
なるべくきれいに保管されたものを希望します。
どうぞよろしくお願いいたします。



ただ今、製作中



昨年の「あぐり ・カフェ」でも新聞バッグを配り、皆さまに喜ばれました。

金子さんのベーコン


もちろん、発色剤などは使いません。
煙に含まれる天然の硝酸塩でこの色が出ます。


素晴らしいものをいただきました。
ベーコンです。
どのようにして造られたか・・・は、<こちら> をご覧いただきましょう。


何を隠そうこの私も、山暮らしをしていた頃は燻製に凝っていたのです。
ですから、このベーコンの出来の素晴らしさは、よーく分かりますよ!


早速スパッと切って、そのまま一口いただきました。


いやー、脂身から滲み出して来る塩気とうま味がたまりません。


これを使って、いろいろ料理が楽しみです。


金子さんは、ご自分のお店「ティールーム・山ねこ」で、人気メニューのカレーにこのベーコンを角切りしたものをたっぷり使っています。
さあさあ、ご来店ご来店!






ハイチ ・ CMIA マール ブランシュ



こちらは、伝説のイエメン モカ です。


ハイチ産 CMIA マール ブランシュ 逸品です。

何も文句の付けようがないバランスの良さ、深みのある味わい、まさに優等生です。
ブルーマウンテンと本当にいい勝負してます。
こんないい豆なのに、とてもリーズナブルなお値段。 100g 650円
お買い得ですよ!

ただ今店頭にて無料試飲サービス中。

あんぱん開発中


食工房あんぱん・・・?、いい名前をつけてください。


今月末から始まる東京でのイベント出品に向けて、あんぱんの開発に取り組んでいます。
先日もご報告申し上げた通り、会津若松市の老舗の製餡所のご協力を得ています。

食工房としては、他所で調整された原材料を使うのは初めてなのですが、今回とても素晴らしいお計らいで、地元産原料で無添加の餡を造っていただけることになりました。
そしてパン生地は、会津のべこの乳で練った天然酵母パン生地。


なかなか得難い味わいのあんぱんが出来たと思っています。


今日はちょうど試作品が焼き上がったところに、製餡所の社長さんとイベントの担当者さんそしてカメラマンの方がお見えになり、早速試食しながら打ち合わせと食工房の取材でした。


まだ本当に始まりの始まりという段階で、皆さまに詳細にご報告出来ませんが、何だか壮大でとても面白い動きになりそうです。


とりあえずイベント第一弾は、東京新宿高島屋デパート11階催事場にて、2月29日~3月5日までのイベントに出品します。

なお追って詳細お知らせいたします。

パンだより編集中

今月こそは月末までに出さなくてはなりません。
ちょうど月末から来月初めにかけて、この前お知らせした東京でのイベントが始まるのです。
何と言ったって、その時に配りたいじゃないですか!


明日はまた一週間で一番テンションが上がるパン焼きの木曜日ですから、詳細はまた改めてお知らせするとして、今日はこれにて。


明日のご来店お待ちしております。


店頭にて、ハイチ産の優等生銘柄CMIAマールブランシュを、無料試飲サービスいたします。
どうぞお楽しみにお出でください。



今週は、全種類揃えてお待ちしております。

やりがいのある仕事とは・・・

若い頃は、やりがいのある仕事なんてないと思っていました。
と言うか、お金を稼ぐためにすることは、何であれどこかしらつまらなくなるものだと決めてかかっていたような気がします。

今は違います。
お金を稼ぐことは、解りやすく言えばエサの獲り方の一つに過ぎないと思っています。
足りればそれでよろしい。

では、やりがいとは何でしょう・・・?
稼げるお金の額でしょうか?それもあるかも知れませんが、それだけではないような気がします。
達成感?プライド?・・・、どれも該当すると思いますし、それら全ての要素が関わると思います。
そして何より、やりがいとは人それぞれの主観に負うものなのですから、人それぞれに異なっていても不思議はないのですね。


では私は・・・ということになります。


食工房の仕事は、どれもやりがいを感じています。
パンを焼くことだけではありません。
天板一枚洗うことにも、やりがいを感じるのです。


そしていろいろある作業の中で、どれが一番?と言われたら、多分これです。
コーヒー豆の選別、そうですあの「悪豆拾い」と答えるでしょう。 <参照>


何と言ったら良いのでしょう・・・。
農産物であるコーヒー豆は、工業製品のように画一的な性質と外観を持っているわけではありません。
極端な話、一粒一粒皆顔が違うわけです。
その中に、風味を悪くする欠点を持った豆が混ざっているわけです。


ではどういう粒が悪い豆で、どういうのは良い豆かという基準をマニュアル化出来るかと言われれば、答えはNOです。断じて!
第一、銘柄ごとに基準が変わるし、外見だけでは判断が付かないことも稀ではありません。
外から見て、小さな虫穴が開いているだけのように見える豆をカッターナイフで切り割って見ると、中にカビが入り込んでいるということが時々あります。
こういう粒を見逃すと、確実に風味が悪くなります。
だからと言って、一粒一粒割って見るわけには行きませんからね。


ただもう経験を積み重ね、勘を養う以外に方法はありません。
それも、焙煎作業まで一貫してやって、初めて選別の結果の良否が見えて来るのです。


自分が拾った豆は確実に味が良くなっていると確信が持てるようになって来ると、そこからやりがいを感じるようになるのですね。
何しろ選別そのものは、目減りさせる作業なのですから、何かを産み出すこととは違い、直接的な喜びはないのですよ。


今日は休みだったのですが、あのモカ・マタリ1kg余りを一人で二時間ちょっとかかって選別しました。
選別分が1007g、落とした分が362g、結果欠点混入率は26.4%でした。
まあとにかくこの豆は難しい・・・。
私の二時間分の時給など、とても計算には入れられません。

だったら何故やっているの?と仰いますか。
お答えいたしましょう。
これが「食工房病」と言われる所以です。

春が近づいています


ここ数日の毎朝の風景です。


毎朝、雪が降り積もっています。
まだまだ春は遠いか・・・という気にさせられますが、それが日中も半ばになる頃には雪が融け、早や道路が乾き始める所さえ見られます。
日差しは確実に力強く、曇り空を貫いて雪を融かすほどなのですね。
そうです・・・、春が近づいています。
来月はもうお彼岸がやって来る月なんです。


昨年の3月11日以来、何となく心も体も調子が狂って、それ以上に忙しかったり落ち着かなかったり、毎日走っていたのもいつの間にか休んだままになっています。


大きく体調を崩すことはなかったのですが、確実に体力は落ちたなと感じます。


これではいけません。


叶うはずの望みも叶わなくなります。


春も近いし、また少しずつ走ろうかな・・・。






  今週のクッキーとマフィンのお知らせ


今週は、どろんこクッキーとくるみびすけっとを焼きました。

マフィンは、全4種類焼きます。


ブラウニーの在庫も、いつでもあります。

確定申告・書類作成終了

経理は苦手と前々から申し上げていましたが、ここ2年ほど前からPCを使って集計するようになって以来、ずい分ストレスが軽くなりました。

PCで集計と言っても、市販の会計ソフトを使っているわけではありません。
経理は苦手と言いましたが、集計表をプログラムするのは、正直申し上げてなかなか面白い作業でした。
否、向いているとさえ思います。
まあでも、深入りするつもりはありませんけどね。


そこへ加えて、スタッフの方がPCの使い手だったりしたものですから、今回はあっさりとあとをお願いして、本日、国税庁のホームページ上で決算書、申告書の作成を終えました。


今回は、このデータを商工会に持ち込んで、代理送信という形で申告するのですが、来年は自分で e-TAX を利用して申告まで完了したいと思っています。


さてその結果ですが、残念ながら実質的には赤字の経営内容でした。
大震災の影響が出たことは紛れもない事実ですが、今度こそはと納税出来る経営を目指していただけに、残念と言うか悔しいです。


今まで、非課税申告になると得したような気持ちになっていましたが、本当はそれではいけませんね。
還暦まで無事に過ごさせてもらったのだから、ちょっとくらいは社会貢献するようでなくては・・・。
おっと、その前に連れ合いや娘たちにちゃんと給料払ってやれ!いい恰好するんじゃないよ!との声が・・・。


ふり返るともう恥ずかしいくらい、好き勝手にドロップアウトして過ごして来た私ですから、いろいろな意味で罪滅ぼしをしなくてはならないのです。
決していい子ぶっているわけではありません。念のため。





食工房よりお知らせ ・ コーヒー豆の種類が増えました。


すでに一度お知らせしていますが、新しくメニューに加わった銘柄が数種類あります。
食工房では今まで無かった、アフリカ・中東産の豆もあります。

先日入荷取り消しをお知らせしたハイチ産の豆も、別バージョンのものが入荷します。
ハイチ産 CMIA マール・ブランシュ スクリーン 15/16
前回取り消したのがスクリーン 17up でしたから、若干小粒のものになります。


大粒の方が、より完熟と言うか甘みが豊かだろうという考えでしたが、サンプルを取り寄せてテスト焙煎・テイスティングして見ましたが、小さめの方も決して悪くなく遜色ありませんでした。

週明けに入荷の予定。
来週の焙煎スケジュールに入れています。

今週はモカ週間でしたが、来週はハイチ週間ということになりそうです。
店頭にて、試飲コーヒーをお振る舞いいたします。


とりあえず明日は、イエメン・モカの試飲お楽しみください。
なかなかどうして、個性ある味わいがクセになってしまいそうです。

公平の難しさ

昨日、補償のことを取り上げたついでにというわけではありませんが、日頃思っていることでもある、公平ということの難しさに触れてみたいと思います。


何か負担を求める時、あるいはまた何か恩恵を与える時、いつもこの「公平に・・・」ということが問題になります。
本当の意味での公平はあり得るのかと言うなら、それは多分ないだろうと私は思います。
それをまたお金の額で決めようとすると、余計に難しくなるような気がします。

例えば、税金の主旨は公平負担です。
しかし私たちは、自分の負担を公平だと納得しているかと問われれば、誰もが首を横に振るでしょう。
国民のだれもが免れ得ない税金の一つに国保税がありますが、これも払えないとなると、生活保護を受けるかと言うことになります。

生活保護を受けると、国保税は免除になって医療費も只になりますから、ギリギリのところで堪えて納税している人と、何らかの理由で生活保護を受ける人との公平がどこで担保されるのか、とてもとても難しい問題だと思います。
仮に批判や非難を受けるべきケースがあったとしても、判定は極めて難しいでしょう。

世の中には、信じられないようなこんな話もあるのですね。 <参照>


一方受け取るということに関しても、公平は難しいのです。
この度の原子力災害では、様々な形で補償がなされていますが、ここでもやはり公平の難しさを見せつけられます。

ちょっと長い記事ですが、大変よくまとめてくださっているこのブログをご覧いただきたい。 <参照>


尤もそんなことばかりではないのでしょうが、そもそも受け取る側に乞食根性が芽生えやすいような補償の出し方にも問題があるのだと思います。
ここにもやはり、先の参照記事の中に出て来る「日本病」と呼ぶべき病巣があるのかも知れません。

最後は、私たち一人一人の、人生に臨む態度にかかっているということでしょうか。

補償は求めないつもりです。

この度の東日本大震災と福島第一原発の放射能汚染災害に関して、私は補償を請求しないことにしました。
理由は、大まかに分けて二つあります。

まず一つ、地震では家の何処も破損しなかったこと、物一つも破損しなかったこと、怪我も無かったこと、原発の放射能のことでは確かに大きな影響がありましたが、避難行動は一切しなかったこと、商売への影響があるとすれば一番大きかったはずですが、3月から4月にかけて休業により減収だったものの、年間通してみるとほとんど売り上げの減少が無かったこと(皆さまのご愛顧の賜物と大いに感謝しております。)、これらにより補償を求めるほどの損失には値しないと考えたからです。
それに、私などよりもずっと切実に補償を必要としている方々が、沢山いらっしゃることは考えなくても分かっていますから。


あと一つ別の理由は、補償の請求先が東京電力でも、結局は全部税金につけ回されることが、ほぼ間違いない状況であることです。
つまり、先へ行って増税という結果となって帰って来ることになると思うからです。


私一人が補償請求を取り下げたからと言って、何ほどの足しになる筈もないのかも知れませんが、そこは私の自己満足と言われて結構です。
因みに、被災証明も申請していません。



それより、皆さまのご支援ご愛顧に支えられて、こうして仕事を続けて来られたことが、何よりありがたい補償です。
昨日も申し上げましたが、心ある個人や団体のお計らいにより、努力次第で報われるステージが与えられたのですから、ここは油断なくしっかりと稼がせていただきます。
まずはそのことに感謝を申し上げます。


そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

イエメン モカ 焙煎

今日は朝からコーヒー焙煎をやっていました。

お昼過ぎ、間に合わないと思っていた豆が届きました。
その中の一つ、イエメン モカ・マタリを急遽選別、焙煎しました。

先日のサンプルは、七輪に炭火を起こして手網焙煎でしたから、焙煎機での本番は今日が初めてです。
手網焙煎とは時間スケールが違うので、ちょっと緊張しましたがまずまずの仕上がりでした。

モカ豆は、選別が大雑把で粒も不揃い、ロスが多いと聞き及んでいましたが、確かに・・・・。
さあ、これがどんな味わいを出してくれるのか、明日からしばらくの間店頭にて、このイエメン モカを試飲していただきます。
どうぞお楽しみにご来店ください。




  餡の「おおすか」さん

会津若松市にある老舗の餡製造所「おおすか」さん <こちら> と、ひょんな行きがかりからご縁が出来ました。
3月初めに東京で開催予定されているイベントに、食工房とコラボレーションメニューということで、あんぱんの企画が持ち上がっています。
昨年のかぼちゃあんぱんで、餡子を包む作業にも少し慣れたところでしたので、挑戦してみようかということに・・・。


今年は早々から次々、ありがたいお話しが舞い込んで来ています。


その東京のイベントの後は、同じく「おおすか」さんがらみで横浜のイベントへ。
その後、会津若松で「あぐり・カフェ」。
それとは別にもう一つ、東京の取り引き先で食工房の製品を取り上げて全国向けの企画をしていただけるお話しも・・・。
あとまだ一つありました。
今、県内の有志で企画を進めている宿泊イベントの食事に、食工房のパンを使っていただけるお話しもいただいています。


いやいや何ともありがたいのですが、問題は食工房の手に負えるかどうかです。


開業10年にもう一息というところまで来て、やっと出た芽を大事に育てたいものです。
今が一番のがんばり時かも知れません。

スタッフ志願者、求めます!