食工房のパンだより」カテゴリーアーカイブ

今年最後の百姓市


7月のグランドオープン当日


早いものです。
明後日はもう10月28日、10月最後の日曜日になります。
7月から毎週続けて来ました「百姓市」、いよいよ明後日28日(日)を以て今シーズンの営業を終了します。

これまでの皆々さま方のご愛顧に感謝の気持ちを込めて、収穫祭を催します。
当日は、手打ちそばのお振る舞いがあります。
温かいけんちん汁をぶっかけて召し上がっていただきます。

また食工房は、特製のカレーを提供いたします。
カレーは営業ではありませんが、百姓市の小屋の建設費へのカンパとして、一食500円の寄付をお願いいたします。
限定20食、チキンマサラとダルカリーの二種類のカリーソースにターメリックライスです。

またいつものように、有機・無農薬の野菜、加工品、天然酵母のパンと焼き菓子を販売いたします。
コーヒーサービスもあります。

そして今回、東京より第三世界ショップの全国キャラバンが来訪いたします。
ブースでは、復興支援・ソーシャルニットプロジェクトによるニット製品などが販売されます。

多くの方のご来訪をお待ちしております。

なお、お天気にかかわらず開催決行です。

冬の兆し

今日は、お天気が目まぐるしく変わる一日でした。

曇りから雨になり、かと思ったら突然日が差して来たり、かと思ったら明るい空から雨粒が落ちて来る、全く定まらない空模様でした。
北寄りの風が吹いて妙に肌寒く、もっと気温が低い時期なら雪だったろうと思えました。
そんな空模様と吹いてくる風のにおいに、冬の兆しを感じた私です。

昨日、今日と、地元山都町では大きなイベントが開催中でしたが、このお天気はありがたくなかったですね。
私たちの百姓市も、ちょっとさみしい状況に。

でも、食工房の店の方には、新そば祭りから足を延ばしてくださったお客さまが、何組かお出でになりました。
おかげさまで、そこそこパンもはけて、ホッと胸を撫で下ろす一幕でありました。

ご来店くださいました皆さま、本当にありがとうございました。

明日の営業で、また食工房の一週間が終わります。
明日は、パン類は二割引き、あるいは半額にて販売いたします。
どうぞ、ご利用ください。

それから只今、シュトレンのご予約を承っております。
今年も、バター不足に泣かされそうな気配が、早くも漂っています。
お早目のご注文、お待ちしております。

良い季節

秋ですね。

ちょっと肌寒い日もありますが、逆に体を動かすにはちょうど良いくらいです。

弱くなった日差しも、日中に限れば心地良い陽だまりを作ってくれます。
夏なら暑くて居られない場所が、今は一番居心地の良い場所というわけです。

刺す虫もほとんどいなくなりましたから、外でお茶なんてのもいいなと思っているところ。
テーブルと椅子を出して・・・。

人間にとってこんなに気持ちの良い季節は、実は酵母にとっても良い季節のようです。
自然界では、木の実が熟して糖分が供給されて、温度条件も良くて、自然に発酵が始まるのですね。

「猿酒」というものをご存知ですか?

山の沢に落ちた梨の実(この場合、山梨ですが。)が、自然に発酵して微量のアルコール分を含んでいい匂いがしているのを、猿が誘われて食べているうちにいい気持に酔っぱらう?ので、これが猿酒の所以だとか。

天然酵母のルーツは、この猿酒です。
そして何も山梨でなくても良いわけで、この時期の沢の水自体が、こうした酵母のエキスなのです。

それを人間は、抽出して持続的に使えるように、環境(栄養分と温度)を作って培養するのです。
これがいわゆる「知恵」というわけですね。

食工房の酵母種は、もうかれこれ23年持続しています。
引き継ぐ誰かがいれば、この地球環境が損なわれない限り、何時まででも生かし続けることが可能です。

まあ、永久無限増殖と言って差し支えありませんね。
すばらしい自然のプレゼントです。
食工房のパンは、その賜物と言えます。

造る私は、この地球のお母さんの計らいを出来るだけ損なわないよう、心を込めて仕事をするだけです。

皆さん、この次食工房のパンを口にする時、ちょっと今日のお話を思い出してください。

この季節、パンが特別おいしいです。

どうやら無事に・・・

一昨日から取りかかったPCのOSの更新作業は、おかげさまでどうやら無事に終わりました。
実は、まだパーフェクトではないのですが、作業環境としては以前同様になりました。
と言うか、以前よりずっと快適です。

これでしばらくの間、つまりwindows7のサポートが終了するまで、使い倒せると思っています。
まあ今回は、いろいろと良い勉強になりました。

さっそくこれから、明日の出荷に備えて送り状や納品書の発行もしなくてはなりません。
製品ラベルのプリントもあります。
メールのチェックや返信、ホームページのアクセス状況のチェック、そしてこのブログですね。
全くPCとインターネットがなかったら、成り立たないことばかりです。
これでは・・・と、少し考え込みますね。

明日からまた、しっかりと本業のパン焼きに注力いたします。

とまと丸も再開しております。
ドライトマトが少ないので、今のうちだけの限定品になりそうです。
温めて、バターを絡めて食べると最高です。



食工房製ドライトマトをふんだんに使いました。
まだ召し上がっていない方、ぜひぜひ今うちに。






それから少し先ですが、28日の日曜日、今シーズ最後の百姓市です。

昨年同様、収穫祭をやります。

手打ちそばのお振る舞いがあります。
カレーも食べられます。
いろいろ楽しい企画を練っています。

あと、第三世界ショップさんの全国キャラバンがやって来ます。

どうぞ、28日(日)の百姓市をお忘れなく。

便利になっても、やっぱり忙しいのは何故だろう

食工房の仕事の基本は、パンや焼き菓子を焼くことです。

これに関しては、必要な設備と道具は一応揃っていて、技能もそこそこ熟達して来ましたから、以前に比べると格段に能率は良くなっています。

そして周辺雑務を見てみると、先ず経理は、ほとんどPC上でEXELを使ってやりますから、計算間違いもなく修正もストレスなく出来て、手書きでやっていたころに比べるとどれほど時間が節約出来ていることか・・・。

次に宅配便の送り状は、これもPCを使ってB2というシステムを利用するので、初めての方以外は、住所や電話番号をいちいち調べる必要も無く、即座にコード番号の入ったカラー刷りの送り状を発行出来ます。
これだって、どれほど時間の節約になっていることでしょう。

そして消耗品などの購入も、ネット上で発注して配達してもらうことが多くなり、決済は代引きかクレジットで。
郵便局に払込みに行く回数も減りました。
尤も、その郵便局だって歩いて1分なのですが。

私が仕事で外に出るとしたら、お得意さまへの配達だけです。
そしてたいていの用事は、そのついでに足してくるという流れです。

それでも、以前より忙しいと感じるのは何故?

製造量が増えたから・・・?
否、売り上げは大して増えていませんから、そうではありませんね。

製品の種類が増えて、手数が多くなった・・・?
ああ、これは確かにありますね。
でも、熟練で対応出来てますから、一応所定の時間内にこなしてますよ。

では、忙しさの原因が本業でないとすれば、やはり周辺雑務しかありませんね。
でも、それはいかにも変です。
たった今、楽になったと言っているのに・・・。

毎日のブログでしょうかね。
・・と言うか、少しでも時間があると、すぐに用事をこしらえてしまうからかも知れません。

元々、いろいろやるべきことは山ほどあるわけですし。
全部やれてもやれなくても、時間は常に埋まっているというのが、私の人生のようです。

パソコンない時は、本も読んでいたのに・・・。
その代り、今みたいなカラー刷りの「パンだより」も、ブログもホームページも、作りたくても作れませんでしたが。

まあしかし、文句も言えないのですね。
何をしていても、どんな時でも、そこには幾分なりとも楽しんでいる自分がいますから・・・。

今日も、犬の散歩と焚き火、やりましたよ。
もう暗くなってからでしたが。

シュトレンのご予約受け付け開始


食工房のシュトレン  1本 2700円 ・ 1/2カット 1500円
プラス100円にて、オリジナルギフトパッケージになります。
お届けは、11月下旬からになります。


早いものですね。
クリスマスはまだ先のことですが、シュトレン造りはもう少ししたら始まります。

シュトレンは、必ずしもクリスマス限定のお菓子というわけではなく、クリスマスの前から冬の間中楽しめる、滋養補給のための食糧でもあるのです。
ですから、とても長持ちする焼き菓子です。
そしてほんの少しいただいただけでも、十分満足する中身の濃さと深い味わいが特長です。

ところで昨年はバター不足の中、予定数を製造出来るかどうか、大変気を揉みました。
あちこち手を尽くして、何とか間に合わせましたが、今年も業界はバター不足の傾向が続いているようです。
そこで今のうちにと、バター貯金をすべく、多めに発注して少しずつ冷凍で蓄え始めました。

まあそんなわけですから、ご予約も出来るだけ早めにいただいて数量を把握して置きたいのです。
ご予約いただいてから、後になってお届け出来ないということにだけはならないようにしたいですからね。

今年も250本限定です。

ご依頼先への直送も承ります。
オリジナルメッセージカードも用意します。

どうぞ、食工房のシュトレンをよろしく。







パノラマにしてみましたが、露出の違いを揃えるのが難しくて、継ぎ目が隠せません。


  歩いて来ました。

今日は、午後の一時を使って散歩して来ました。

家の周りはもう見慣れた風景ばかりですから、今日は思い立って車で15分ほどのお気に入りの場所を出発点にして、一周6kmのコースを歩きました。

いつも車で走り抜ける道も、歩くとまた違って見えるものです。
会津は本当に風景が豊かと言うか、目にご馳走なのです。

その景色を楽しみながら、ゆっくりと一時間半ほどかかって一回りしました。
満足、満足!

あぐり・カフェ、ご来場御礼


私、コーヒーを淹れております。


本日は、会津若松市内にて開催されましたイベント、「あぐり・カフェ」に参加して来ました。
朝、現場に到着して見ると、もう11回目ということもあり、関係者も手慣れた様子でスムースに設営が進んでいました。

前回は猛暑、前々回は冷たい雨、とそれぞれ最悪のコンディションでしたが、今日は曇り空の下暑くもなく寒くもなく、食品に直射日光が当たるのも免れて、最良のコンディションと言えなくもありませんでした。

しかし事前にリサーチしてみたところでは、今日は同日開催のイベントが、この会津管内でも複数あり、集客には限界があるだろうと思っていました。

実際、人数的にはそんなに多いと感じませんでしたが、このあぐり・カフェの一つの特長として、お客さまの滞在時間は結構長いのです。
このことは、このイベントのねらいがある意味達成されていると見ることが出来るのですね。

今日は、コーヒーを淹れるのもほぼ途切れなく続きましたし、パンはおかげさまで完売いたしました。
ご来場くださいました沢山の方々に、この場を借りて御礼申し上げます。

多分また来年になると思いますが、開催されるようでしたら参加したいと思っています。


さて明日は・・・、昨日の今日、今日の明日、そのまままた出店です。
言わずと知れた、百姓市ですね。

山都町へお越しください。

今月あと4回の開催で終了です。
最終28日には、百姓市の収穫祭が催されます。

そして、ただ今企画調整中ですが、東京から第三世界ショップの全国キャラバンが回って来ます。
そして、28日の収穫祭に合流する予定です。
詳細は、追ってご案内申し上げます。






「パンだより 79・すばる号」公開しました。 <こちら>

尻に火が付いてます!

ちよっとあきらめかけていたのですが、明日のあぐり・カフェにパンだよりが間に合いそうです。
これからイラストをはめ込んで仕上げます。
というわけで、明日の出店の支度と重なってさらに忙しくなりました。
尻に火が付くというのは、こういう状態か?と思えます。
ではでは。

あぐり・カフェ、今週末です。

   


あぐり・カフェ フライヤー画像

表・裏、それぞれ画像クリックで拡大します。


2008年から始まったあぐり・カフェも、もう早や11回目にもなるのですね。

初めの頃、回りを見渡してもこのような意欲的なイベントは少なくて、多くの方の関心を引いたものですが、最近はどこもかしこもイベントのオンパレード。
後発の新しい企画に目移りして、回を重ねたイベントはちょっと埋もれてしまいがちです。
だからこそ、とびきり意欲的にいろいろ工夫しなくてはなりません。

あぐり・カフェは、当初補助金事業で始まりましたが、その期間はとっくに過ぎて、自立的な継続を模索しています。
多分、今が一つの曲がり角かも知れません。

私としてみれば、もう少し出店者が自分たちで作り上げるイベントという企画だったらいいのに、と思うのですね。
まあそれはそれで、いろいろと困難が待ち受けていることは当然なのですが、このままではいつか萎んでしまうことは避けられないかも知れません。

継続は力なりと言いますが、継続するためにはその力が必要という意味もあると思っています。
同時開催のクラフトガーデンなど、相通ずる部分のあるイベントとの統合もあっていいと思います。

何にしても、いい流れが生まれることを期待して、食工房は今回も参加します。

どうぞ皆さま、お誘い合わせてご来場ください。

週末のお天気、台風の影響も免れそうです。

ああ、またpanda・・・

今月も明日一日で終わります。
またパンだより(panda)の編集が・・・、今月はまだ手がついていません。

責任ある定期刊行物ではないのですから、出せなきゃ出せないで済んでしまうのではありますが、そうはいかないのが食工房病です。
と言うか、月に一回くらい、ネットをご利用になれない方のためにも、情報発信の手段として紙に印刷したものもいいなと思うのです。

若い頃からミニコミ発信にエネルギー注いで来た私たち夫婦です。
思い出してみると、20代の頃からずっと何かしら発信し続けています。

一頃は、20ページにも及ぶボリュームのものを、年に4回も発刊していました。
そのために印刷機を購入してまで、どれほどの熱意であったか、まあご想像ください。
あれからもう30年近く立っています。

今は、印刷に関してはPCが何でも実現してくれる良い時代になって、いろいろと触発されるのですが、今度は時間がないのですね。
何が忙しいんだか・・・?ですが。

そのようなわけで、A4一枚裏表のパンだより編集に、気持ちを込めて編集している私と連れ合いです。
まあ、ここ数日お待ちいただきましょう。

明日は、台風接近が心配される中、いつもどおり百姓市です。
雨が降ったら降ったで、小屋の屋根の出来具合が見られるので、それもよし。

皆さまには、ご来店のほど、よろしくお願いいたします。