二小プロジェクト、採択成らず・・・

もう何度か経過をご報告している「二小プロジェクト」、今回不採択の決定が下りました。

全部で4事業者が応募して審査を受けましたが、私たちのような資金力のない市民団体は評価に値しなかったようです。


引き受け事業者に決定されたのは某医療法人で、跡地は老人介護施設になるそうです。


 


私の考えとしては、地域に意欲があるならどんなに小さい芽であれ、水をやって育てるのが行政の役割だと思いますし、活力はそうやって芽生えて育って行くものだと思っています。


手早く安易な結果だけを求める決定は、地域の力をさらに弱めるだけです。
5年後さらには10年後にこの地域が、また二小の跡地がどうなっていることでしょう。


私の知り合いが議員をしている東京近郊のある地域では、閉校になった小学校跡地を、地域住民が真剣に活用を考える機運が巡って来るまで、当分そのままにしておくのだそうです。
何ともうらやましい、そして正しい判断ですね。


さて、今回の決定で二小プロジェクトは終了解散ということになりましたが、集まった仲間たちは自分たちの暮らす地域のために、何らかの活動を続けて行こうとしています。
何が始まるか、どんな流れが出来るか、私も出来ることは何でも買って出て力を尽くしたいと思っています。


ところで、私たちがどのような計画を立てていたのか、興味を持たれる方もおありと思います。
関係者の承諾が得られるなら、何らかの方法で公開もありかなと思っています。