麦畑見学会のご報告

今日は穏やかな晴天に恵まれ、青空の下にいるのが本当に気持ち良い日でした。
心地良いそよ風が吹く中、沼ノ平の麦畑を見に行って来ました。
今日の見学会、残念ながらお一人もご参加がなく、私と上の娘二人で出かけました。

先ずは、生産者の岩橋さんのお宅にお邪魔して、お話を伺った後早速麦畑にご案内いただきました。
小麦もライ麦も、一冬越してやっと育ち始めたところで、教えられなければ何が植わっているのか分からなかったかも知れません。


先ずは、「上向き」という場所へ。



沼ノ平で一番標高の高い畑だそうです。
霞んでいますが、遠くに会津平が眺められます。
 アオバ小麦が育っています。



 こちらは同じ場所の別の畑
ライ麦が育っています。


しばらく気持ちの良い風に吹かれた後、もう一か所の畑に移動。



 こちらは、沼ノ平の有名な桜がある場所です。
今でもまだ真っ白に雪をいただいた飯豊山が見えます。
アオバ小麦が育っています。




もう盛りを過ぎていましたが、畑のすぐ下には、
カタクリの花が咲いているのが見られました、





 同じ場所の別な畑には、ライ麦です。




こちらも同じ場所のまた別な畑、アオバ小麦です。
田畑が棚のように段々に配置されている風景は、本当に美しい。
何と言っても、実際に歩いてみるのが一番です。



それにしても、写真を見ていただければわかるとおり、とても気持ちの良い場所です。
もう二か月もすると、グンと丈が伸びて穂が出て来るはずです。
そして7月に入ると、周りの緑の中で、麦畑だけが黄金色に枯れて来ます。
「麦秋」と呼ばれるとても感動的な風景です。

今日は参加者がありませんでしたが、もうあと二回くらい、穂が出た直後くらいと刈り取り直前に、また見学会を催したいと考えています。
その時は、ぜひ多くの方にご参加いただきたいと思っています。


それで、今食工房で使っているこの沼ノ平産の小麦の在庫が、実はもうあと僅かしかないことが、今日分かりました。
先日、60kg分を製麺所に加工委託しましたが、もう少し少なくしておけば良かったかも知れないと、ちょっと心配になって来ました。
今年の作も、ほぼ間違いなく全量消化して足りないくらいだと思っています。
来年は、確実に作付けを増やしていただくことになりそうです。


そしてこの小麦やライ麦を使って、純粋な地元産の原材料だけで造られた、特別限定品のパンを焼く予定です。
どうぞご期待ください。


 



昨日まではまだ花があったというこの桜、今日は葉桜に。
この桜に名前を付けてくださいと募集中です。
すでに相当数の応募があったそうです。
今日も、道路脇に何台か車が停まっていました。