子どもの時から、すでにこの習慣が身に付いていたように思います。
いわゆる、貧乏性なんですね。
人を頼まず、何でも自分でやることの中で、一番機会が多いのは壊れたものの修理です。
大きいものは家や自動車、小さいものは鉄道模型のモーターや家電品のリレースイッチなどなど、まあ私が触らなかったものはほとんど少ないと思います。
修理不能と思われるものでも、可能な時は部品を自作してでも直します。
例えば今我が家で使っている洗濯機は、少なくとも二回は私の修理で買い替えを免れています。(もう10年以上、毎日酷使しています。)
かかった部品代は千数百円くらいのものです。
またおとといは、簡易水洗トイレの水が漏るというので、息子といっしょに修理しました。
便器などの汚れ物は、大方の人は触りたくないでしょうが、こちらはそうも言っていられない事情がありますから(分かりやすく言えば、お金がない。)、迷いはありません。
分解して外に運び出し、洗浄して各部品をチェックし、仮組みして水漏れテストをして原因を突き止めます。
今回の水漏れは、ホースの接続の緩みや排水パイプの劣化による損傷が原因だったので、応急処置で何とかなりました。
大方半日かかりましたが、ついでにトイレ周りがきれいになって、水漏れもなくなり気分は上々です。
どなたにでも出来るとは言いませんが、こういうことは機会があればやった方がいいと私は思います。
たまには失敗して痛い目に会うこともないわけではありませんが、それでもやった方がいいと思います。
それによって分かることが沢山あり、世界が広がるからです。
そして、どうしても人に頼むということになった時、代価を払うことの意味が自分の中で変わっていることにも気がつくはずです。
壊れたものを直す以外にも、自分でやったことはまだまだ他にもありますが、そのお話はまた追々聴いていただきましょう。