今日は、春らしいポワーッとした暖かい薄曇りの空模様。
風の冷たさもやわらいで、気持ちの良い外の空気でした。
その中に目には見えませんが、放射性物質のミストが浮遊しているのですね。
でも、我が家は古民家ですから、家の中とて外と大して変わりません。
会津の被曝量は、福島県の中ではずっと少ない方ですし、ここ喜多方エリアはその中でもまた少ない方です。
それでも、何事もない時の平常値の5倍程度の線量が続いています。
それで気になっていた土壌の調査結果が発表されました。 <参照>
一番の懸念は、セシウムが出るかどうかでしたが、残念ながら会津でも微量とは言えNDではありませんでした。
原発の状況がこのまま収束に向かうかどうか次第で、福島県の運命が決まるというか、日本の運命が決まるに違いないのですね。
このことだけは、しっかりと肝に銘じておかないと、今後の状況に対応出来なくなるかも知れません。
そろそろ麦の芽も伸び始めた頃でしょう。
収穫までに一度、放射能の検査を受けたいと思っています。
許容範囲と判断出来ればとりあえず収穫して、その後もう一度原穀の状態で検査を受けたいと考えています。
そこで危険判断が出たら、残念でも廃棄するしかありません。
その時は、農家さんに損をさせるわけには行きませんから、私が泣くしかないと思っています。
話しは変わって・・・
本日は、酵母菌の調子が大変良く、とてもとてもおいしいパンが焼けました。
忙しく作業をしながら、いつまでこうしてパンを焼いていられるだろうか・・・と、やはり頭はそこへ行ってしまいます。
でもでも、3時の休憩にコーヒーとシナモンロールですっかり幸せな気分になった私です。
喜多方も放射線量が微妙に増えているのですか・・・
収束しなければいつまでも広がり続けそうで怖いですね。
福島全部が風評被害に悩まされることになります。
国外からは日本全土が汚染されていると見られているでしょう。
誰の責任でも良いから、一日でも早く封じ込めて欲しいと願うばかりです。
美味しいパンを焼いて、みんなを元気にしてください。
momoさんコメントありがとうございました。
そうですね・・・。
このまま広がれば、福島県だけの問題ではなくなります。
日本どころか、世界の運命がかかっているのかも知れません。
この度のこと、心からお見舞い申し上げます。
関東地方在住の食公房さんのファンです。
今回のことで、自分が毎日の食事をいかに東北地方に頼っていたか思い知らされました。
自然で健やかで、東北地方の大地の恵みはとても素直なおいしさに溢れています。
原発の件での福島の皆さんの苦悩と困難には申し上げる言葉も浮かびません。
喜多方という、新潟寄りで沿岸とはかなり離れている場の方々も辛い立場に立たされているのかと思うと胸が痛みます。
正直申し上げて、どのような検査結果が出ても福島の食品をいただきたい気分です。
それくらい福島の農作物が大好きです。
無能な政府と無責任な企業に大変な怒りを覚えます。
私は、一部の「専門家」は官僚や政府、大企業と繋がっていると思っているので、中部大学の武田邦彦先生の記事を拝見して情報収集しています。
食工房さんにとって有益な情報がありましたら何よりです。
酵母菌の調子がよいと聞いてなんだか喜んでおります。
arz2beeさん、コメントありがとうございました。
酵母は、放射線には敏感だと思いますので、いつも通りに調子が良いということで、安心材料と捉えています。
Tさん、お返事遅れてすみません。
食工房のファンでいてくださる貴方から、このような心強いコメントをいただき、ますますがんばらなくてはと決意を新たにしています。
武田先生のブログは、私も毎日拝見しています。
もはやこうした事態に力となるのは、ただただ純粋な心と誠実な行動のみであると、私も思っています。