十代の終わり頃だったでしょうか、私がジャズ喫茶に通うようになったのは・・・。 ちなみに、当時の私は工業高専に通いつつも、ミュージシャンになりたくて進路に悩み、親をうろたえさせていました。
彼女もいない当時の私にとって、一人で行ってもつまらなくないのは、ジャズ喫茶くらいのものでした。
コーヒー一杯で2~3時間過ごすこともしょっちゅうでしたが、どのお客も似たようなものでたいていコーヒー一杯きりですら、お店はよくやっていられたものだと、当時の世相の長閑さを思います。
ジャズ喫茶は、私にとって用がなくても街に出かけて行くための口実でした。
その後郷里を離れ、数年後に現在の連れ合いと結婚することになって二人で私の実家に行った時、彼女と一緒にこのジャズ喫茶を訪ねましたが、あまり長い時間居る気がしなかったのは、当然と言えば当然でした。
当時の郷里の街で、クラシック以外の音楽的環境で私の興味を引くものはと言えば、ジャズ喫茶以外にはありませんでしたが、その欲求不満が結局郷里を飛び出すきっかけになったことは間違いありません。
それからもう一つ思い出しましたが、タバコを吸っていましたね。当時の私・・・。
タバコの煙とコーヒーの香りはベストマッチだと思っていました。
それが結婚して、彼女が妊娠したとたん禁煙し、そのまま今まで一本も吸っていません。
こんなところでも、極端から極端に走る私です。
おしらせ
「食工房のパンだより」スイカ号(2007年8月号)が出来ました。
ホームページ、ダウンロードのページにpdfファイルを掲載してあります。
ご覧いただければ幸いです。 <ページへのリンク>
印刷したものは、これから店頭で配布します。
あるいは直接お送りします。
おわびと訂正
先日発売の記事を掲載しました「カリーマサラ」の品質表示ラベルの製造日と賞味期限が、昨年作成した数字のままになっています。
正しくは、2007年7月9日製造・賞味期限は5年後の2011年7月8日です。
この場を借りてお詫びし訂正させていただきます。