昨夜は、この春住まいを移した知人の新居で、引越し祝いをすることになり、お邪魔して来ました。
そこは、「沼の平」という地名が不思議に思える、急傾斜地に開けた集落です。
集落の中の一番高い場所にある、その方の家に登って行く細道は、庭先で突然行き止まりになっていました。
そこから空に向かって広がる風景は、「人間の世界はここまで、ここは天と地の境目。」と告げているようでした。
そして眼下の谷間の遥か先には、会津若松の街がかすんで見えているのだと、その方が教えてくれました。
実は、夕方まだ明るいうちからお邪魔していたのですが、やがて暗くなり星々が現れると、私は自分が不思議な高揚感の中にいることに気づきました。
自分が立っている地面は、周りの山ごと星々の間を航海中の船なのだと思えました。
素晴らしい速度で進んで行くのが分かりました。
下の方に目をやると、こぼれた星屑のように遠くの街明かりが、無音の中に散らばっていました。
確かにあそこには、何千何万の車と人がひしめいて、明るくてにぎやかに違いないのです。
同じ地上に、こんなにも様子の違う場所が同時に存在していることに、とても不思議な感じがしました。
庭先ではずっと皆の楽しいおしゃべりが続き、私もその中に混ざっていたはずなのですが、風邪で少しぼんやりしていたせいでしょうか、意識は半分宇宙船に乗って漂っていました。
本日の食工房
今日は、自動車教習所に通っている長女がいよいよ終了検定ということで、木曜日でしたが休まずに教習所の方に出かけましたので、作業場は大混乱となりました。
でも、おかげさまで無事合格。
明日は、早々と郡山の試験場に出かけて、合格すれば早速免許証をもらえる手はずです。
明日も忙しい一日になりそうです。
娘さん 明日無事に合格しますように!試験はいくつになっても 嫌ですね。私も仕事をしながら免許を取ったので 大変だった事を思い出しました。
Sanaeさん、コメントありがとうございました。
おかげさまで、合格しました。
息子に試験場まで行ってもらってたんですが、夕方、初心者マークを付けた車が戻ってきました。
よかったー!おめでとうございます!一安心ですね。