放射線量モニタリング・その1


食工房付近・空中線量



沼ノ平・麦畑の畔にて 0.32μSv/h



麦畑・圃場地表面 0.19μSv/h


今日、知人から放射線測定器が届き、早速近隣の環境放射線量を測定して回りました。
住居の内外、周囲、田畑、道路や側溝など、測定点は100ヶ所を超えたと思います。
友人たちにも協力をお願いして、測定結果の書記と測定状況の写真撮影も出来ました。


その結果、全体としての傾向はある程度つかめたものの、それよりも場所毎に大変大きな差異があることが分かって、認識を新たにしました。


ホットスポットと呼ばれる高濃度汚染箇所が、あちらこちらに見つかって緊張したことも確かですが、それ以外の場所(地表面)の線量や空中線量(地上約2m)の値から、何となくですが、この管内の汚染の規模が読み取れるようにも思われました。


もうあと数日貸していただけるので、その間に精力的に測定して回りたいと思っています。


それで今日の測定で感じたことの一番は、とにかく何が何でも測定器を身近に置いて、日常的に出来る限り細かく測定すること、そうやって目に見えない放射能汚染を可視化することの重要性です。


今日の測定結果に触れてある方は、「今日までは半信半疑だったけど、これで一気に現実になった。」と、そのおかげで安心して良い部分としっかり対応しなくてはならない部分がはっきりして良かったと言われました。


そうなんですね、はっきりしないこと分からないことが、一番不安を募らせるのです。
だから、国も東電も、その他関係機関すべての方々に申し上げたいのです。
正確な情報をいただきたいと。


アメリカとフランスから寄贈された数万個のガイガーカウンターが、配布先が決められないまま保管されているとか・・・、全く何をバカなことをやっているのでしょう。


先ずは福島県内の全自治体集落に配りなさい!
足りない分は、国の責任で東電に用意させればいいのです。


そのくらい出来なくて、何が国民の生命と財産を守る、ですか!




本日の測定結果から


食工房付近・空中線量 0.16μSv/h
食工房付近・地表線量(芝生上)0.40μSv/h
食工房付近・地表線量(路上)0.2μSv/h


沼ノ平・麦畑(地表面)0.19μSv/h  などとなっています。


この線量が、実際に収穫された小麦にどう影響して来るのか、今の私にはまだ分かりません。
これから勉強します。


その他詳細は、また別な機会に。 



沼ノ平の麦畑より下方を眺める