私が、以前川内村というところに住んでいたことは、すでに申し上げたと思います。
原発事故以来、にわかに報道にも取り上げられることの多くなった川内村です。
昨晩の9時台のニュース番組では、ある農家が、国や県の指示に反して稲の作付けを敢行し収穫したものの、県の立会いの下、耕作者自らが、涙を呑んでその米を全量廃棄したことが報道されました。
原発事故の被災地として、如何にも象徴的な事件であったと思います。
国や県の立場とこの一人の農家のしたことと、どちらが筋が通っているか、私ならずとも思うことは皆同じなのではないでしょうか。
この件もそうですが、それ以外のことでも、やはり現場に居てそこで毎日を過ごしている人の実感に触れないことには分からないことが、本当に沢山沢山あるのだと思います。
私はたまたま川内村に縁がありましたから、ニュースに登場する方々のお顔もほとんど知っている方ばかりだし、映される風景も皆見覚えのあるところです。
そして現地からブログなどで発信してくださる何人かの知り合いの言葉の数々から、さらに深く実感を伝えていただいています。
ここにいくつかのブログをご紹介しておきます。
皆さまにもアクセスしていただければありがたいと存じます。
私にとっては、たまたま川内村ですが、その他の市町村の方々も沢山発信しているはずですので、一つでも二つでもご関心をいただければと思います。
「復活の米の末路」 ~ニシマキのかわうち通信
「ニシマキの川内通信」
「気になる情報」 ~本気!根気!元気!
「本気!根気!元気!」
別に偉そうなことを言うつもりではありませんが、この福島の状況の次第は、今後日本全体の行く末を左右するかも知れないと、本気で思っています。