今年のドライトマト


今年のトマトの生産者は、地元のチャルジョウ農場


今年もせっせとドライトマトを造っています。
と言っても、すでに佳境は過ぎ去りましたが、食工房には出来上がったドライトマトのストックが沢山あります。
今年のドライトマトは、何と言っても色がきれい!です。

何故って?それは乾燥の仕方に一工夫も二工夫もしたからです。

ドライトマトはちよっと面白い性質があって、実は少し熱をかけて焼きを入れた方が甘みが増しておいしいのです。
でもそうすると、色が茶色っぽく変色してしまいます。
やはりきれいな赤い色を残したいのですね。

一方フリーズドライという乾燥方法があるのですが、これで造られたドライトマトは、生のトマトがそのまま乾いたような味で、正直うま味に欠けます。
そこで食工房病が始まるわけです。

温度の効果は、今までの経験である程度分かっていましたから、その範囲で低い方の限界を探りました。
そして、その温度である程度の時間内に仕上げるため、扇風機を使って風を送る方法を採りました。
ま、それが功を奏したというわけで、ご覧のように見事なドライトマトが出来上がりました。
そのおかげで今年のトマト丸、一層フルーティーな甘みと酸味を味わえます。


余談ですが、原料のミニトマトは残留放射能検査済み(不検出・検出限界1Bq/kg)です。<参照>






  パンのレパートリーが増えて・・・
ここ一年の間にも、トマト丸・たまねぎパン・チーズパン・かぼちゃあんぱんと4種類もレパートリーが増えました。
お菓子造りも捨て難い魅力のある仕事ですが、パンが忙しくなってなかなか手が出せません。
いつかどこかで割り切らなくてはならない時が来るかも知れません。


突然ですが、食工房で仕事を覚えたい方、いませんか?
ご連絡ください。
今となっては、少しは人に伝えられるノウハウを持てたと思っています。