最近の食工房は、クッキーの在庫が少ない状態が続いています。
それというのも、今までならお菓子造りをしていた時間を使って、ドライトマト加工やかぼちゃアンパンのあんを練ったりしているからです。
コーヒーの悪豆拾いもやっています。
パンのレパートリーが増えて、結果としてこの頃はパンが売れるようになりました。
パン屋としては、本来の目的が達成されているわけですから、それはそれで喜ばしいことです。
でも、お菓子の方も熱心なファンの方がいらっしゃるので、ご注文が入る度に「もう、クッキー造りは止めました。」とは、どうしても言えなくて、ついつい「ありがとうございます。」と承ってしまいます。
そして後になって、いろいろしわ寄せを喰うことになるのですね。
いよいよこの辺で、腹を決めなくてはなりません。
人員確保か、クッキーの休止か、どちらかです。
今週のクッキーとマフィンのお知らせ
今週は、それでも手間のかかるジンジャークッキーを焼くことが出来ました。
この一品のみ。他、在庫は全くありません。
マフィンは、シマリス君の朝ごはんとそば粉マフィンの二種類です。
どうぞ、クッキーをやめてくださいますな!!
これぞクッキー!というクッキーにここにすんでいてはなかなか出会えるものではありませぬ。
ジンジャークッキーという魅力的な響きにとりつかれたのは40年以上前、アヴォンリー村を知ったときです。
山都町の遠さにちょいとくじけて日参とはいきませんが、夢をどうぞ絶たないで、なんて勝手でしょうか。