包装資材のデザインに対する不満


シュトレン・ギフトパッケージ
お気に入りが揃っていた頃のパッケージです。


製造したものを商品として出す場合、パッケージデザインはとても大切です。
中身が大切なことは言うまでもありませんが、パッケージデザインはその中身を想像していただくために、是非ともふさわしいものでなくてはなりません。
そしてまた、造り手の気持ちを表現する手段としても、気に入った包装資材でパッケージすることは大切です。
前置きが長くなりましたが、最近の包装資材のデザインが気に入らないというお話しです。

例えば、シュトレンのギフトパッケージの場合、外袋の裏留めシールに当初お気に入りのものがあって重宝していましたが、数年前に廃版になりました。
それではというので、その次にこれならまあいいかというものがあって切り替えましたが、それも翌年に相次いで廃版となってしまいました。
もういよいよ気に入るものが無くて、困り果てましたが自前で作ることも出来ず、不本意なものでお茶を濁すしかありませんでした。

そして今年、今度はシュトレン本体を入れている内袋が廃版となり、手に入りません。
もう何故なんでしょうね。
私のセンスに合うものが、次々と無くなって行くのですよ。


それで今出回っているようなものが、本当に世の中のニーズに合っているのだとしたら、私は正直情けないですね。


クリスマスのギフト用に使う包装材なのに、お洒落なものが一つも無い!いわゆる可愛いと言えば聞こえは良いのですが、要するに子どもっぽいものばかりが幅を利かせているのです。


それでやはり気が付いたのですが、これは何もクリスマス用に限った話しではなく、造られているモノ全てにそういう傾向があるように思えます。


そしてたまにこれはいいな!と思ったら、専用に誂えたものだったりするのですね。
悔しいけれど、食工房には、そこまでは真似が出来ません。


でも、裏留め用のシールだけはどうにも我慢がならず、いよいよ自前でデザインしてレーザープリンターで印刷しようという気になっています。


もう今すぐにも必要な時になって、泥縄もいいところですが、間に合わない時はどうぞご容赦。


  バター不足が深刻です。


この度のバター不足は、前回2009年時の比ではありません。
本当に無いのですね。

シュトレンの製造も、影響は免れないようです。
場合によっては、今後のご注文を制限させていただくことになります。

それと共に、バターを使用するメニューも一部休止いたします。
ナッツクッキー、コーヒークッキー、どろんこクッキー、バタービスケットは完全休止。
アプリコットケーキ、アールグレイティーケーキ、ブラウニーは、様子を見ながら判断。
プレーンスコーンとカネリプッラ、かぼちゃあんぱんは、製造数限定となります。


こんなことでは、売り上げにも多大な影響が出てしまいそうですが、何とも仕方がありません。