大切な感覚

先日星空を眺めた時に感じたこと、自分は、大切な何かをまだ失ってはいないようだ・・・と。

山暮らしを離れてもう少しで10年が経ちます。

電気も電話もある便利な暮らし。
今は、光通信でインターネットも快適です。
テレビは見ませんが、それがせめてもの節操のような気がします。

9年前にここに来て、先ず感じたことは、至れり尽くせりの便利さでした。

娑婆は、凄いところだ!

でも、この便利さや快適さに慣れ切ってしまってはいけないと、どこかで戒める声が今でもはっきりと聴こえます。

山の暮らしは暑さ寒さと共にあり、雨風も雪もそれなりにやり過ごし、そして晴れた空に向かって胸を拡げ、大きく息を吸い込む幸せを味わいました。
たったそれだけのことなんですが、それがとても大事なことに思えるのです。

そうしたら、似たようなことを考えている人がいました。<こちら>
   ※素晴らしいパン屋さん。ただし、今休業中ですが・・・。

まあ、私は仕事を休むこともなく、フランスにも行きませんが、ここで仕事をしながらバランスをとれるかな・・・と思っています。

食工房も、来年は10年目に突入です。

その前に潰れなければ・・・。

明日もがんばります。