暑い一日、久しぶりのロングウォーク



ここ何日間か暑い日が続いています。
お彼岸も近いというのに、真夏に戻ったかのようです。
今日は先ず、思いがけないお客様の来訪で一日が始まりました。
連れ合いの大学時代の同級生が、33年ぶりに顔を見に、現在お住まいの新潟から訪ねて来てくださいました。
お話の中で、私たちが会津にいることを伝えてくれていたのは、もう一人別の同級生だったことも分かり、にぎやかに嬉しそうにおしゃべりする声が作業場の方まで聞こえていました。
歓談に花が咲いているところへ、次にご来店くださったのは、何と、喜多方の市街地からここ相川まで、山越えの道を二時間かけて歩いて来た方でした。
よりによってこんな暑い日に、もう見るからに汗だくでしたが、気持ち良さそうにも見えました。
この方、日常生活から車を廃してしまわれたそうで、いつもは交通機関を利用するか、歩くかだそうです。
食工房は、歩いて来れる範囲に入っているということなんでしょうか!?
帰りも同じ道を?と訊ねたら、ちょっと考えてから、今日は山都駅まで歩いて、列車で帰りますとのお返事。
この暑さでは無理もありません。
皆さんがお帰りになった後、私もオーブンの前でたっぷり汗をかきましたが、汗かきついでにもう一回思いっきり汗をかこうと思い、先日夏バテの後に重たい体を引きずって歩いた8kmのコースを、一回りして来ました。
おかげさまで今日は、先日に比べたらずっと軽く歩いて来られました。
帰り道、近所の高校生の男の子が、ランニングで追い抜いて行きましたが、後姿を見て正直羨ましかったですね。
本当に無理のないフォームで、気持ち良さそうに楽そうに駆けてゆくのです。
でも、私が歩いている気持良さも同じなんだと思うと、ずっと足取りも軽くなりました。
かくして、暑い一日もあと少しで終わりです。