正月二日、雪、雪、また雪

新年二日目も、雪の朝でした。

先ずは、除雪作業から・・・。

来る人があっても無くても、出かける用事があっても無くても、とにかく家の周りと車周りは雪を片付けておきます。
そのままにしておくと、沈んだ雪が重くなって、片付けるのが大変になるからです。
降ったばかりなら、楽に作業出来ることが分かっているのです。

一度片付けても、翌朝はまた同じことになっているとしても、何度でもまた同じことを繰り返します。
何だか禅の修行をしているような、無心になって雪に向かっているひと時が、私にはとても素敵な時間に感じられます。

今日は、近くで所帯を構えている四男一家が訪ねて来るというので、除雪も歓迎準備ということになり、なお一層うれしい仕事になりました。

そして食工房の仕事がないので、料理にも手を出しています。
連れ合いと一緒に、ご飯を炊いたり汁を造ったりしています。

それももちろん楽しいのですが、私は皿洗いが一番素敵な仕事に思えます。
洗い物は、全く苦になりません。

でも、それらよりもさらに私を惹きつける仕事があります。
刃物研ぎです。
そう・・・、切れ味の悪い包丁ほど我慢ならないものは無いと思っていますから、私が台所に立つ時は、大抵先ず包丁研ぎから始まります。
研ぎたての菜切り包丁で、糸のように細く繊細にネギを刻む・・・、快感です。

まあでも、やはり雪かたし(除雪)のいいところは、しっかり体力を使って運動になるということです。
今日も二回は大汗をかいて、下着が濡れ雑巾のようになりました。
寒さも苦になりませんし、風邪を引くなんて思いもしませんから。
私にとっては、健康法でもあるのです。

どうやら明日も雪のようです。
近々、また屋根に上らなくてはなりません。
バカと煙は・・・とか。
私は、前者です。